チェコの旅行事情
通 貨
コルナ Koruna(Kc) 補助単位(ハレル)は事実上流通していない。
通貨コードISO 4217コード=CZK
チェコはEU加盟国だが、ユーロは使用していない。
大都市では公共料金や少額の取引以外はユーロがそのまま通用している。ただしレートは若干悪い。
チェコ、スロバキア、ハンガリー、ポーランドとともに、2004年にEUに加盟したが、ユーロ通貨の採用がいつからになるかは現在確定していない。
通貨の種類
紙幣は100Kc、200Kc、500Kc、1000Kc、2000Kc、5000Kc。
硬貨は1Kc、2Kc、5Kc、10Kc、20Kc、50Kc。
レート
変動相場制で、日々レートが変化している。
チェココルナ=CZK
CZK 1.00 = 約\4.65 (JPY)
USD 1.00 = 約24.5(CZK)
CZK 1.00 = 約0.04(USD)
EUR 1.00 = 約26.7 (CZK)
CZK 1.00 = 約0.037 (EUR)
両 替
プラハでは空港、ホテルなどで両替はしやすいが、地方では両替するところが極端に少ないし、レートも悪い。
現地通貨を持ち合わせていない場合はユーロEURかUSドルで決済するといい。
日本円ではどこも受け取ってくれない。
レートは店によって差があるが、週末の両替、ホテル内や駅の近くは、比較的レートが悪い。
現地通貨は国外で再両替ができないので、多額に残ったら、チェコその国を出る前に再両替するか使い切る。
両替時の際、多額だと両替証明書の提示を求められることがある。
(注意:両替所近くにはスリやひったくりが多い)
クレジットカード
VISA,MASTER,AMEXはホテル、レストラン、みやげ物店など旅行者の利用する施設では通用する。
なお、チェコは近隣諸国スロバキア、ハンガリー、ポーランドとともに、2004年にEUに加盟したが、ユーロ通貨の採用がいつからになるかは現在確定していない。
時 差
日本との時差は-8時間。ポーランドの方が遅れている。(UTC +1時間)
サマータイム実施中:-7時間 UTC:+2時間
サマータイム実施期間:
3月の最終日曜AM2:00(AM3:00にする)~10月の最終日曜AM3:00(AM2:00にする)。
気 候
冬は寒さが厳しい。厚手のダウンジャケットが必携である。降雪はあるが交通に支障をきたすような積雪はない。
夏は朝晩は涼しく、すがすがしいが、日中暑い日には30℃以上になることもある。
長雨は少ないが、曇天、雨天になると夏でも肌寒さを感じる。
服 装
夏の日中は半袖でもいいが。夕方に波及に寒くなる。夜の外出には長袖が必要。
日差しが強いのでサングラスや帽子が要る。
春と秋は、どこも冷え込みがかなりきついのでコートは必携になる。
8月中旬から秋は始まり、朝夕ぐ~んと冷える。10月頃からは日中も肌寒く感じる。
周りの観光客も腰にジャケットやセーターなどを巻き付けている。
瞬間的ににわか雨が降ってくることがあるので、観光に市内を回る時などには、折りたたみ傘は持参すべきだ。寒さも感じるので、薄いウインドブレーカーが便利だ。
電 気
電圧:220V 50Hzプラグ;プラグはC型。(古い家ではSE型もある)
電 話
国番号=420
公衆電話で国際電話はかけられる。
プラハではほとんどテレホンカード式だが、地方都市ではコイン式も残っている。
両用のものはない
テレホンカードは郵便局やキオスクで購入することができる。
モジュラー形式
中高級ホテルを中心に国際標準プラグであるRJ-11を採用しているところが増えている。しかし、チェコ独自のものがそのまま使われているホテルもまだある。形式が異なった場合、レセプションやビジネスセンターにアダプタが用意されていることもあるが、データの送受信をする予定があるならば、日本からマルチタイプのアダプターを持っていった方がよい。
携帯電話
チェコ国内ではプリペイドSIMカードが広く販売されている。
プリペイドSIMカードを購入する際に、店の人にセットしてもらってから支払いをすること。店員の態度が悪かったり、不慣れのため、セットしてくれないところでは買わずに他購入の際にパスポートなど身分証明書を必要とする店もある。
電話本体も通信事業者の店では購入することができる。
通信規格
GSMが主流
大手携帯電話事業者
3社ある。いすれもプリペイドSIMカードが買いやすい。
データ専用のSIMカードも普及している。
Tモバイル・チェコ T-Mobile Czech(ヨーロッパ各国に拠点を持つ)
O2チェコ 02 Czech
ボーダフォン・チェコ Vodafone Czech
GSM対応の携帯電話を持っていればいずれかの店でチェコのSIMを入れてもらえば国内で通話できる。
携帯モバイルルーターも、海外仕様のものなら同様にデータ専用のSIMを入れてもらえばどこでも使える。
3星クラス以上のホテルでは、無料でWiFiが使えるようになっていて、チェックインの際にパスワードを書いた小さな紙切れをもらうことができるが、出力が弱くて、機種によっては使えないことがしばしば起きる。
モバイルルーターを持参して、携帯電話会社でSIMを入れてもらった方が確実だ。