クロムニェジーシュ Kromeij
概要
人口3万人のモラビア地方の小さな城下町。
プラハから東へ約300㎞
14世紀に建造され、17-18世紀に再建された聖マリア教会がある。
聖母マリアの絵を囲む14人の聖人が彫刻された祭壇は1715年完成したもの。
この町を有名にしているのは、街の中心はヴェルケー広場に面して建つクロムニェジーシュ城である。その庭園群が1998年世界遺産に登録されている。
クロムニェジーシュ城
城といっても王侯貴族の宮殿ではなく、大司教の邸宅であった。
12世紀の初めに建造され、17世紀オモロウツ司教の時にバロック様式に再建された。
白い柱廊の城館に囲まれたフラワーガーデンは植込みが作り出す迷宮と優雅な噴水や彫刻を配した見事な造園美は、中欧で最も美しい庭園ともいわれている。