エチオピアへのアクセス・国内交通事情
アクセス
日本からはエチオピア航空が香港経由で就航している。
日本とアフリカを結ぶ唯一の直行便となっている。
東京・成田(NRT)21:40⇒アディスアベバ(ADD)07:40(翌日)16時間0分
運行日:水・金・日
アディスアベバ(ADD)22:15⇒東京・成田(NRT)20:40(翌日)16時間25分
運行日:火・木・土
エチオピア航空は広州にも就航している。
中国企業の進出が多いため、往来も多い。
日本線も香港から中国の乗客がたくさん利用している。
空 港
アディスアベバ ボレ国際空港 Bole International Airport (ハイレ・セラシエ1世国際空港):IATA空港コード=ADD
国内航空網
エチオピア航空の国内線が首都アジスアベバと主要都市間を結んでいる。
山脈により国土が分断されている地形のため利用率も高い。
国内の主な空港
Dire Dawa(ディレダワ)
Bahar Dar(ハハー・ダール)
Gondar(ゴングール)
Lalibela(ライベラ)
Axum(アクスム)
ArbaMinch(アラバ・ミンク)
Makale(マカレ)
鉄 道
海岸にある隣国のジブチ共和国の首都ジブチを結ぶ国際列車があり、アディスアベバ経由でディレダワまでを往復していたが、国道の整備が進み、鉄道自体の管理不足などから利用者が減少しており、現在はディレダワ・アディスアベバ間が運休となっている。
しかし、海のないエチオピアから最も近くジプチの港までの鉄道ルートが見直され、中国がこれを支援し、着々と整備が進められている。併せてアジスアベバ近郊の鉄道網も同様に整備が進められている。
陸路の入国
ケニヤのMoyale(モヤレ)、スーダンのHumera(フメラ)とMetema(メテマ)並びにジブチのDewele(デウエレ)が陸路での入国拠点となっている。
全箇所に税関と入国審査がある。
国内のバス
最も多く利用されている交通手段で、首都アディスアベバを起点に各地へのルートがある。いずれも早朝出発が多い。
アジスアベバ以外の各都市間を結ぶバスは極端に少ないので、不定期の小型の乗り合いバスを利用する。
タクシー
タクシーは主要都市で利用できる。
青と白のミニバスタイプや乗用車タイブがあり、通常、固定運賃で標準ルートを走る。
個人で利用する場合には、事前に運転手と料金を交渉をする必要がある。
首都アディスアベバの有名ホテルには、ツアーオペレーターのデスクが設置されており、メーターのない高級なメルセデスベンツタクシーを運行している。
また、ドライバーと事前に値段を交渉を要する特別ハイヤ
ー(黄色いタクシー)もある。
道路事情
政情不安が続き、資金不足で交通インフラが遅れていて、国内の道路網はあまり発達していない。
鉄道同様に、中国の進出が著しく、アディスアベバを中心にインフラ整備も徐々に進んでいる。