国の概要

国 名

正式国名

エチオピア連邦民主共和国
Federal Democratic Republic of Ethiopia 

漢字による表記

哀提伯/埃塞俄比亜

国コード

IOC:ETH

ISO3166:ET/ETH/231

NET:.et

プロフィル

アフリカ諸国の中で、唯一植民地化されたことのない独立を保持した国である。
面積はフランスとスペインを合わせたほどで、アフリカ大陸で最も豊かな歴史がある。
世界の中で最も歴史あるキリスト教王国といわれている。

4,000m級の山岳地帯から、海面下の猛暑の砂漠地帯まで、多様な自然景観を有する国。

ナイル川の源流域の一つ青ナイルの源流となっている。
アフリカ大陸内でも歴史遺産が豊富で、観光資源に恵まれている国の一つである。
3000年に及ぶまでの豊富さと多様さは、し、一度は行っておきたい国の一つでしょう。
内戦および周辺国との対立により経済再建がすすまず、財政は破綻状態にある。
コーヒーの原産地で、人口の4分の1が生産にかかわり、主要な輸出品となっている。

近年特に国の発展が著しく、首都アディスアベバを中心に近代化が進んでいる。
中国の支援が顕著で、鉄道や幹線道路の建設に積極的にかかわっている。

国のシンボル

国 旗

エチオピア国旗

汎アフリカ色と呼ばれる3色、横3段帯状の旗、上から緑、黄、赤。
中央にソロモンの印章。青の円形の中には、黄色い線が放射線状に伸びた星型が描かれている。

国 花

オランダカイヨウ

国 歌

親愛なる聖エチオピア
Wodefit Gesgeshi, Widd Innat Ityopp'ya

国 土

ジブチ、エリトリア、スーダン、ケニア、ソマリアに囲まれた内陸国。

ナイル川上流地帯の高原の台地が、国土の半分を占める国。

高原はアフリカ大地溝帯が南北に走り、国土を2分している。

標高2000m以上のアビシニア高原は平坦で多くの湖沼を持つ。

北部には青ナイル川の水源であるタナ湖がある。

さらにその北部にエチオピア最高峰ラスダッシェン山(シミエン国立公園内)4,620mがそびえる。

南部のオモ川は、南下してケニア・トゥルカナ湖に注ぐ。

北東部にダナキル砂漠があり、西から東部に流れるアワッシュ川はこの砂漠に流れ込み消えてしまう。

面 積

115.7585万km2(日本の約3倍)

政治形態

政 体

連邦共和制

独立年月日

紀元前10世紀ごろに誕生、世界最古の独立国の1つ

国連加盟

1945年11月13日

元 首

大統領
ムラトゥ・テショメ・ウィルトゥ
(Dr. Mulatu Teshome Wirtu)(2013年10月就任、任期6年)
首相
ハイレマリアム・デサレン

首 都

アディスアベバ Addis Ababa(約320万人)

地方自治

9つの州と2つの自治区からなる連邦制

国 民

人 口

約9,388万人(2013年推計) (アフリカ第13位)
その内、およそ26パーセントは14歳以下で、全人口のほぼ半数が34歳以下である。

民 族

黒人とアラブ人の混血のエチオピア人種が大多数を占める。
アムハラ族、ティグライ族、オロモ族等約80の民族が存在する多民族国家。
最大の勢力はオロモ人で約34%を占め、次にアムハラ人が27%となっている。
政権が変わるたびに、勢力図が変化するが、公用語はアムハラ語である。

言 語

アムハラ語(連邦の公用語)、政府機関・教育などで共通語として全土で広く使用されている。
しかし、大都市や町を離れた地方では、200の方言を含む、83種類からなる現地語が話されています。
ちなみに、最も一般的なのは、オロミンヤ語とティグリニヤ語。
英語 9年生からの中等教育以上では英語が教育されているが、就学率が低いため、国民の大多数には通じない。都市部の一部住民のみに通用している。

宗 教

キリスト教コプト派・エチオピア正教会が 60%、イスラム教が 33%
帝政時代はエチオピア正教を国教としていたが、連邦憲法11条は、政教分離を定め、国教を禁じている。
地域によっては、イスラム教が拡大している。












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