アゼルバイジャンのアクセス・国内交通
アクセス
日本からアゼルバイジャンへの直行便がないため、ヨーロッパやアゼルバイジャンに近いアジアの国での乗り継ぎが必要になる。
空の玄関口は、首都バクーのヘイダル・アリエフ国際空港 Heydar Aliyev International Airport、(空港コード:BAK)。
フランクフルト(FRA)やロンドン(LHR)などヨーロッパの主要国からも直行便が就航している。これらの都市を経由することで、日本からは乗り継ぎ1回で到着可能。
ほかに、ロシア(モスクワ)、トルコ(イスタンブール)、カタール、ウズベキスタン(タシケント)などからも接続しているが、同日接続していない空港があるので、出発時期によりチェックしなければならない。
アゼルバイジャンの発展が著しいので、各国からの空路が発展すると思われる。
空 港
国際空港
バクー以外は、モスクワ、トルコ・イスタンブールの便だけが就航されている。
バクー Baku
ヘイダル・アリエフ国際空港 Heydar Aliyev International Airport(空港コードIATA=GYD)。
ギャンジャ Gəncə
ギャンジャ国際空港 Gəncə Beynəlxalq Hava Limanı (空港コードIATA=KVD)
ガバラ Gabala
ガバラ空港Qabala International Airport(空港コードIATA=GBB)
ランカラン Lankaran
ランカラン国際空港 Lankaran International Airport(空港コードIATA=LLK)
ナヒチェヴァン Nakhichevan
ナヒチェヴァン空港 Nakhchivan International Airport(空港コードIATA=NAJ)
国内空港
定期旅客便が就航していない空港もある。
アグスタファ Aghstafa
アグスタファ空港 Akstafa Airport
バクー Baku
ザブラット空港 Zabrat Airport(空港コードIATA=ZXT)
バラカン Balakən
ラカン空港 Belokany Airport
ザガタラ Zaqatala
ザガタラ国際空港 Zaqatala International Airport (空港コードIATA=ZTU)
国内交通
バクー市内では
路線バスと地下鉄がある。
タクシーはメーター制で数も多い。
ほかの都市では
マルシュルートカ(ミニバス)と乗り合いタクシーが主な交通手段となっている。
今後、中小都市でもインフラの整備が進み、便利になっていくと思われる。
ナヒチヴァン
アゼルバイジャンの飛地である自治共和国へは
航空便以外にない。
バクー-ナヒチヴァン間で1日4本ほどの便が往復している。
鉄 道
発展が遅れていて、大都市を結ぶわずかな本数だけが運行している。
各国の技術を導入して積極的に鉄道建設に着手する計画が進んでいる。
現在は、首都バクーと、ギャンジャ、シェキ、アスタラー間に毎日1-3本細運行している。
客車の等級は3段階となっている。いずれの路線も車両が旧式で、速度が非常に遅い。
長距離バス
多くの地方都市間で毎日頻繁に出ており、利用しやすい。
路線によっては、夜行便もあるが、トイレ付きの車両はない。
アルメニアとの往来
隣国アルメニアとの往来は至って困難なため、ツアーでは、アゼルバイジャンからいったんグルジアに入り、その後アルメニアに行くことを余儀なくされている。