アゼルバイジャンの概要
国 名
アゼルバイジャン共和国 Azerbaijan Republic国コード
ISO 3166-1=AZ/AZE/031
NET=.az
IOC=AZE
プロフィル
カスピ海の南岸に位置している共和国。
旧ソビエト連邦の共和制国家だったが、ソビエト連邦の崩壊で1991年に独立を果たし、翌年1992年には国連の一員となった。
アゼルバイジャンはカスピ海のバクー油田など世界最大の油田を保有する国であり、ソ連からの独立後、著しい発展を遂げようとしている。豊富な天然資源の石油や天然ガスをEC諸国に安定して供給できるコーカサス地方を横断するBTCパイプラインが完成したことにより、経済成長率が著しく上がっている。
景気のいい話題が次々と飛び出し、すでに実現しているものもある。
サーキット場ができて、F1レースが開催されたり、ディズニーランドの建設も始まるという。さらにドバイの世界一の高さを誇るブルジュハリファを超えるアゼルバイジャンタワーの建設も進めている。
だが、首都バクーを中心とする首都圏は目覚ましい発展を遂げているが、地方では昔の儘の姿が残されている状態である。北韓道よりやや大きい程度の広さの国で、今後インフラ整備も進み、国民の生活も豊かになっていくことだろう。隣国との摩擦が起きないことが何よりの願いだ。
国のシンボル
国 旗
国 歌
アゼルバイジャンの国歌。元歌の題は『アゼルバイジャン行進曲』 (Azərbaycan marşı)。
1918年から2年間存在したアゼルバイジャン民主共和国の国歌として1919年にアフマド・ジャヴァド (Əhməd Cavad) によって作詞され、ウゼイル・ハジベヨフ (Üzeyir Hacıbəyov) が曲をつけた。1991年にアゼルバイジャンがソビエト連邦から独立した際、独立アゼルバイジャンに相応しいシンボルとしてアゼルバイジャン民主共和国の国旗とともに再採用された。wikipedia
国 土
北はロシア、北西はグルジア、西はアルメニア、南はイランと国境を接している。東にカスピ海との長い海岸線を持つ。
大カフカス山脈の南に位置し、国土の大半は山地で、特に北部の山脈は4000m級である。
そこから流れ出るクラ川沿いにクラ・アラクス平野が広がっている。
アルメニアをはさんでで西南方に飛び地のナヒチェヴァン自治共和国がある。
アゼルバイジャン領内にアルメニア人人口の多いナゴルノ・カラバフ地方があって、ソビエト解体から1994年に停戦するまでアルメニアとの間で紛争になった。現在も紛争は続いているが、アルメニア人が独立宣言をし、分裂状態となっている。(ナゴルノ・カラバフ戦争)
面 積
86,600k㎡ 北海道より少し大きい
政治形態
政 体=共和制
独立年月日=1991年8月30日、ソビエト連邦より独立
元 首=アリエフ、イルハム大統領 Ilham ALIYEV(任期5年)
首 都=バクーBaku,約210万 (都市の発展とともに急速に膨張している)
地方行政区分
東西南北を10の地方 Zoneに大別されている。
アブシェロン
ギャンジャ=ガザフ
シャキ=ザガタラ
レンキャラン
グバ=ハチマズ
アラン
高地カラバフ
キャルバジャル=ラチン
山岳シルヴァン
ナヒチェヴァン
行政区分としては、59の県 rayon、県と同レベルの11市 sahar、および1つの自治共和国 muxtar respublika で構成される。
ナヒチェヴァン自治共和国 Naxçivan Muxtar Respublikası(飛び地、8県)
なお、ナゴルノ・カラバフ Nagorno-Karabakhには(事実上、独立状態、13の全部または一部の県、市)
国 民
人 口
約1000万人
民 族
アゼルバイジャン人 90.6%、レズギ系 2.2%、ロシア人 1.8%、アルメニア人 1.5%
言 語
アゼルバイジャン語(公用語), ロシア語,アルメニア語
旧ソ連圏共通だが、市街地で英語が全く通じない。上級のホテルと空港だけである。
医療サービスの質は低く,英語を解する医療職はほとんどいませんので, 受診の際はアゼルバイジャン語あるいはロシア語の通訳が必要です。
宗 教
イスラム教シーア派が大部分 93.4%,ロシア正教 2.5%,アルメニア正教 2.3%
イスラム教の教義を遵守している人はそれほど多くなく、特に男性は日常的にお酒を飲む。