ナヒチェヴァン Nakhichevan
人口 約75,000人
概要
アルメニアとイラン領に一部トルコに囲まれたアゼルバイジャンの飛び地となっているナヒチェヴァン自治共和国の首都である。
ガラス製品、家具、織物、絨毯、アルミニウム、タバコなどを生産している。
空港、道路、鉄道網によって交通の要衝として栄えていたが、1988年から始まったナゴルノ・カラバフ戦争によってアゼルバイジャンの他地域から孤立してしまった。
土壌浸食や洪水の被害に度々悩まされており、これを防ぐための緑化、植林が積極的に行われている。
アクセス
飛び地にあって、アルメニア領内を陸路で行くことができないため、空路が唯一のルートとなる。
空路
バクー、ギャンジャから直行便が就航している。
国際線は、イスタンブールとモスクワ間に就航している。
空港
ナヒチェヴァン空港 Nakhchivan International Airport (空港コードIATA=NAJ)
バス
バスでアゼルバイジャンからアルメニアを通過していくことができないため、隣国イランまたはトルコ経由となる。
イランとの国境に近い南部のアスタラからイラン領内を経てナヒチェヴァン自治共和国のジュルファに行く。
トルコのサダラク市からもバスの便があり、所要10時間。