スウェ-デンの祝祭日・祭事
スウェ-デンの祝祭日
1月1日 | 元日 |
1月6日 | 公現祭(東方の三博士の来訪記念日) Trettondedag jul |
3~4月(移動祝日) | 復活祭2日前 聖金曜日 金曜日 |
3~4月(移動祝日) | 復活祭翌日 イースターマンデー 月曜日 |
5月1日 | メーデー Forsta maj |
5月(移動祝日) | 復活祭39日後 主の昇天(キリスト昇天祭) Kristi himmelsfards dag 木曜日 |
6月6日 | 建国記念日 2005年より法定休日 |
6月(移動祝日) | 夏至祭前日 夏至祭前日 金曜日 |
6月20日から6月26日 の間の土曜日 |
夏至祭 midsommardagen 元々は6月24日 |
11月1日 | 万聖節 Allhelgonadagen |
12月24日 | クリスマスイヴ |
12月25日 | クリスマス |
12月26日 | ボクシング・デー |
12月31日 | 大晦日 |
聖ルシア祭
スウェーデンでは旧暦の冬至に当たる毎年12月13日に聖ルチア祭が行われる。
冬至は一番日が短い日であるが故、日が長くなり始める日。長く暗く寒い北欧の冬に一筋の光を投げ込むのが聖ルシア。
「一番大切な冬の行事」と言われている。
イタリア・シチリア生まれの女性聖者である聖ルチアは貧しい人々に財産の全てを提供した純粋な人と言われている。貧民の生活に光を与えた彼女は、光の聖人として、また農耕の守護神として親しまれている。光の明るさを表す単位ルクスは彼女の名前に由来している。
日が長くなることを祝う古来からの民間信仰に、キリスト教の光の聖人がいつの間にか一体となって現在に至っている。
この日の朝、女の子がいる家庭では白いドレスに蝋燭の冠を被った娘が父親にサフランパンとジンジャークッキーを持って行き、枕元でサンタ・ルチアの曲を歌う。
父親はルシアのような光に包まれた娘に起こされる。
近年では職場や学校、教会などで聖ルシア祭が行われ、蝋燭の冠を被ったルシア姫を先頭に同じく白いドレスを着た女の子と星の使いに扮した男の子が行列を作ってサンタ・ルチアなどの歌を歌う。頭に載せたり手に持った蝋燭の淡い光が日の光を切望する北欧の人たちの気持ちを代弁しているようでもある。行列の後はサフランパンやジンジャークッキー、コーヒーやグレッグと呼ばれるホットワインが振る舞われる。
ザリガニ・パーティ
スウェーデンの夏の風物詩でもある。毎年8月1日のザリガニ解禁日に行われ、新鮮なザリガニを味わえる。