ドイツのスポーツ・娯楽
ドイツで人気のスポーツ
ドイツのスポーツは各地にあるスポーツクラブにより組織化されている。
学校でのクラブ活動としてのスポーツはないため、学校単位のスポーツ競技などはない。
地域にあるスポーツクラブは特定種目だけを扱っているものもあるが、多くは多種目の部門を扱っている。このクラブを各州単位でまとめているのが州スポーツ連盟で、さらに連邦レベルにはドイツスポーツ連盟がある。また、各種目別にも連邦レベルと州レベルに連盟がある。
ドイツスポーツ連盟の総会員数は2700万人を超え、総人口の29パーセントが加盟していることになっている。
全員が常にアクティブにスポーツ活動に参加しているわけではないが、その組織力は大きく、資金面での重要なものとなっている。
人気の高いスポーツとしては以下のものが挙げられるが、スーパーヒーローが出てくるとそのスポーツの人気が一気に上昇する。数字は会員数をあらわしている。
1.サッカー連盟、 623万人
2.体操連盟 、 486万人
3.テニス連盟 、 205万人
4.射撃連盟 、 159万人
5.陸上連盟 85万人
6.ハンドボール連盟、 83万人
7.乗馬連盟 、 75万人
8.卓球連盟 、 70万人
9.スキー連盟 、 67万人
10.釣り連盟 、 66万人
11.水泳連盟 、 64万人
12.山岳連盟 、 62万人
観戦するスポーツ
人気の高いのは、
サッカー
他のヨーロッパ諸国同様、もっとも人気のある国民的スポーツ
アイスホッケー
サッカーに負けない根強い人気
テニス
かつてシュテフィ・グラフの登場やボリス・ベッカーがウインブルドンで優勝して以来の人気
自転車
ツール・ド・フランスでヤン・ウルヒルが優勝して以来人気が上昇している
スキージャンプ
花形選手が多く、マスコミでも人気がある選手が多い
F1
毎年、ヨーロッパ・グランプリとドイツ・グランプリの2回開催されているほどの人気だ。
シューマッハ兄弟、フィレンツェンなどドイツ人レーサーがいつもトップクラスに入っている。
ドイツの主な市民マラソン
ベルリンマラソン
毎年9月開催、2001年は高橋尚子選手が優勝した
フランクフルト(ユーロ)マラソン
毎年10月開催
ハンブルクマラソン
毎年4月開催
ドイツのサッカーリーグ
ドイツの国民的スポーツであるサッカーの国内リーグが、「ブンデスリーガBundesliga」だ。1部と2部があり、各18チームで構成されている。各チームがホーム&アウェイで1戦ずつ戦う総当たり2回戦方式で、1チームの年間試合数は34試合となる。シーズンは通常8月上旬にスタートし、翌年の5月上旬まで。途中12月中旬から2月上旬にかけて中断がある。試合は通常土曜日15:30から行われるが、一部の対戦は金曜や日曜に行われることもある。
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