メルズンゲン Melsungen
ヘッセン州クアヘッシシェス・ベルクラント地方
人口:約13,000人
概要
カッセルの南約 21 kmに位置する。
メルズンゲンの旧市街には木組み建築がやたらと多く密集しているので、森と深い関係があったことが推測できる。
事実、中世時代の町の産業は林業だった。きこり達は斧を担いでどっしりした石橋を渡り森に入ったが、その時に橋の手すりで斧を研いでいた。バルテンヴェッツアー橋(斧研ぎ橋)にはその痕を今でもはっきりと見ることができる。
メルズングンにとって木材の伐採は重要だったので、16世紀にそれを記念する仕掛け時計を設けた。以来4階建ての市庁舎の正面壁に、「斧を研ぐ木こリ」が毎日2回登場する。
メルズンゲンへのアクセス
カッセル駅Kassel Hbfからメルズンゲン駅 Melsungenまで快速列車で約30分。
ほぼ30分間隔
見どころ
多くがマルクト広場に集中している。
市庁舎 Rathaus
1556年建造
市教会 Stadtkirche
1415年から1425年建造のゴシック様式の建物
聖ゲオルク病院礼拝堂 Hospitalskapelle St. Georg
オイレン塔 Eulenturm
市壁の遺構として現存する塔
バルテンヴェッツァー橋 Bartenwetzerbrucke
1595年から1596年に建造されたフルダ川に架かる橋
城館 Schloss
城館公園がある
1550年から1557年にフィリップ方伯により建造された.