アッテンドルンAttendorn
ザウアーラント地方
ノルトライン=ヴェストファーレン州
人口約25,000人
概要
アッテンドルンの街は、ザウアーラント南部に位置している。
ドルトムントの南東 54 km、ケルンの東 69 km、デュッセルドルフの東 79 kmにある。
鍾乳洞アッタ洞窟Atta-Hohleとビッゲ湖Biggeseeで知られている。
町の約半分の面積がエッベ山地自然公園の森林で覆われている。
町はビッゲ湖の北数百メートルにある。この人造湖はレネ川Lenne支流のビッゲ川Biggeを堰き止めたもので、ビッゲ堰止め湖のダムの下流がこの街に流れ込んでいる。
見どころ
アッタ洞窟 Atta-Hohle
3億2千年前の太古の潟湖堆積物から生まれたライン粘板岩山地の一部であるザウアーラント地方には、立派な鍾乳洞が数多くある。1907年に石灰採掘の際に発見されたアッタ洞窟は、ドイツ最大の鍾乳洞である。
旧市庁舎(南ザウアーラント博物館)
市の中心部マルクト広場に面している。
旧市庁舎は、14世紀半ばに建設されたものだが、その後幾度かの回収がされ、1960年代になってオリジナルの姿に復元された。
現在は南ザウアーラント博物館が入居している。
洗礼者聖ヨハネ教区教会
洗礼者聖ヨハネ教区教会は「ザウアーラント聖堂」とも呼ばれる。この教会は1200年頃に建設されたロマネスク様式の塔と14世紀に建てられたゴシック様式の長堂からなる。
1634年からこの教会を飾っている、バロック様式のボンネット型の塔の屋根が見どころ。
シュネレンベルク城
町の丘陵に建っている。この城は1594年からフュルステンベルク男爵家の所有となっている。南ヴェストファーレンで最大にして最強の城砦施設であるとされている。
ここにはホテルとレストランが入居している。
市壁の塔 (プルファー塔&ビーケ塔)
1812年に取り壊された市壁の内、13世紀に建設されたプルファー塔とビーケ塔が残されているされている。
ビーケ塔はアッテンドルン射撃協会に武器庫として利用されている。旗、王の鎖、甲冑などが、5月から10月までの土曜日の11時から13時に見学できる。