メーアスブルク Meersburg
バーデン・ヴュルテンベルク州
人口:約5500人
概要
コンスタンツとボーデン湖を挟んで北側に位置する。
湖に面して斜面が南に向いているので日当たりがよく、湖の反射熱を利用して海抜450mまでブドウ栽培ができる。
そのため、メーアルブルク産のワインは、バーデンワインの中でも特に良質なワインとして知られる。
古城と新城の2つの城が町のシンボル。
人が実際に住んだ城としてはドイツで最も古い中世風の城とされる。
町は歴史あるオーバーシュタットOberstadtとウンターシュタットUnterstadtに分けられる。
オーバーシュタットOberstadt(アッパータウン)は道が狭く、複雑に入り組んでおり、バロック様式の建物が立ち並んでいる。
夏期は狭い道のどこもが観光客で混雑する。
ウンターシュタットUnterstadt(ロウアー・タウン)は湖畔のプラタナスの並木の美しい遊歩道がある。
アクセス
メーアスブルクには鉄道の駅がない
コンスタンツから歩いて行く人も少なくない。
船
コンスタンツKonstanzの桟橋から30分。(3~11月)
バス
コンスタンツからフリードリヒスハーフェン行き#7397で40分。1日に4往復
さらに、急行バス#7394が月~金ように運航される。
見どころ
古城 Altes Schloss
オーバーシュタットの高台にありボーデン湖を見渡せる。
1268~1803年まで、コンスタンツの司教が夏の別荘に使っていた。
中世の典型的な城で、防御用の通路、騎士のホール、要塞、地下牢、地下トンネルまで揃っている。
新城 Neues Schloss
1710年司教のヨハン・シェンク・フォン・スタウフェンベルクが、古城に代わって西の土地に新城を建設させた。
新城は現在国が管理所有し、国立ギャラリーStadtmuseum Meersbulgとして展示スペースとして使われている。
2階には水上飛行機を発明したクラウド・ドーニールを記念したドーニール博物並Domierl Museumがある。
なお、メーアスブルクの博物館は11~3月は閉館する。