ショッピング・特産品
ツアーでガイドが連れて行く店は、市内の店より割高だが、限られた時間内でてっとり早くいろいろな客層に対応したショッピングをさせようとすると致し方ない場合もある。
個人で混雑する市街地へ行くリスクを避けたければ、ガイドが手にするコミッションも生活費の一部だと理解し、バクシーシーよりマシだとすべきだろう。
エジプトのショッピングスポット
スターズ・センター Stars Centre
カイロの代表的なショッピングスポット
中心地のタハリール広場から車で約40分のヘリオポリスにある。
ホテルやオフィスが集まる複合施設内にある巨大なショッピングモール。
600以上のショップとスーパーマーケット、フードコート、レストランがあり、ゴチャゴチャした人ごみの市街地とは全くの別世界だ。
スピニーズ Spinney's
食料品から生活雑貨、電化製品まで何でも揃う超大型のハイパーマーケット。
レストラン、フードコート、コーヒショップなどもある。
カイロに滞在する旅行者には生活用品、土産を買うのにも便利だ。
ラムセス・ヒルトン・アネックス Rameses Hilton Annex
ラムセス・ヒルトンの隣に立つ7階建てのショッピングモール。
ショッピングアイテム・特産品
パピルス、カルトゥーシュ、香水/香水瓶、真鍮細工、エジプト綿のシャツなどが人気だ
パピルス
エジプト土産の定番で一番人気だ。
古代エジプトの時代から使われているパピルスは、英語のペーパーの語源にもなっています。パピルスの茎の部分を短冊状に伸ばして、それらを重ね合わせて作る。
主にエジプト風の絵が描かれている。
値段は、大きさによって値段が違い、専門店だと数千円のものが多い。
絵として飾るものだけではなくて、しおりなどもある。
街中では、本物っぽい偽物が売られているが、ぱっと見では違いがわからない。
沢山の人にばらまくようなものなら、それで十分だ。
香水瓶
香水瓶は、エジプト国内のどこの都市に行っても売っている。
とくに、市場に行くと香水瓶店がたくさんある。
品質はカイロのものが良さそうで、種類も豊富である。
香水瓶には2種類あり、純ガラスのものとパイレックスのものがある。
純ガラスのものは非常に軽く、割れやすい。逆にパイレックスは厚く、しっかりしている。
香水瓶店では、ほとんどパイレックスのもの。
ちなみに、パイレックスの事を現地の人はクリスタルと呼んでいる。
金製品
金製品もエジプトの有名なお土産品である。どの都市にもあるが、ルクソールのものが品質が良いと言われている。
金のカルトゥーシュのペンダントは、表に王や王妃のヒエログリフが彫ってあり、裏側に自分の名前とかをヒエログリフで入れてくれる。
大きさは4種類ほどあり、US$200からUS$400ぐらいが相場だ。自分の名前がその大きさのペンダントに入るかどうかが問題になる。一番小さいもので、4文字(英語で)程度。
カルトゥーシュ以外にアンクのペンダントヘッドなどもある。
チェーンも金にすると、ペンダントヘッドと同じくらいの値段になる。
絨毯
トルコ同様、エジプトの絨毯も品質は良いものがあり、安く手に入る。
サッカラやダハシュールに行く街道沿いに絨毯学校があり、そこが店にもなっている。
生地も様々あるが、やはりシルクの絨毯がいいことがわかる。見る方向によって文様の色が変化し、非常に美しい。100%シルクとそうでないものもある。
絨毯の値段はやはり高いものだが、日本国内の値段の1/4程度で買える。
置物
ルクソール西岸では石材加工が盛んで、黒御影石やアラバスターの置物や壺を売っている土産屋がたくさんある。
アラバスターは大理石の一種で雪花石膏ともいう。
衣料品
エジプトの民族衣装ガラベイヤやヌビア帽が有名である。
市場などで買うと安い。市場では言い値の半額ぐらいが妥当な金額だ。
サイズやデザインが様々ですので、試着してみること。変な試着室だったら敬遠しよう。
Tシャツなどはエジプト綿のものは着心地がいいのでおすすめだ。
Tシャツやトレーナに自分の名前をヒエログリフで刺繍してくれるところもある。
砂漠の砂
エジプトのことをよく理解する人には、砂漠の砂が人気がある。
アスワンの砂がおすすめ。
カルカデ茶
古代エジプトから飲まれていたという、ハイビスカスの花びらのお茶。
空港の免税店でのメジャーな土産品となっている。
市内のスークで買えばもっと安える。
タバコ
エジプト製のタバコは「クレオパトラ」でライトやメンソールなど、いくつか種類がある。
水タバコ(シーシャ)
各都市の市場や町の露店、空港などで買うことができる。
水タバコの器具は観賞用に作られたものもある。実際に使用するものなら、少し高いものを買わないと吸うとき苦労する。
DVD
空港や遺跡周辺の土産物店でDVDを多く打っている。
多くの場合、再生する国を特定しない「リージョンフリー」だが、映像方式が日本(NTSC形式)と違うPAL形式であることが多いので、テレビに接続するDVDプレーヤーでは再生することができない。日本語の音声があっても映像方式の確認が必要です。
ただし、パソコンでの再生は映像方式が関係無いので、PAL形式であっても再生可能である。