サンタンデール Santander
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マドリッドから393km、ビルバオから116km、ブルゴスから154km、レオンから266km 人口約20万人
概要
中世から小麦や羊毛の輸出港として栄えていたが、周辺の都市同様19世紀後半の産業革命で工業化が進んだ都市の一つである。
市民戦争でフランコ政権の要請を受けたドイツ軍に壊滅的に破壊された町は世界大戦後に再建され新しい町となっている。
19世紀末から夏のリゾート地として上流階級が集まるようになってきた。
今ではカジノもある高級リゾートとして知られるようになってきた。それは市がアルフォンソ13世とその妃エナに市の北端のラ・マグダレナ岬を贈ったことによる。
イギリス生まれの王妃は岬の先端に建つ別荘マグダレナ宮殿を作らせ夏を過ごした。
今このマグダレナ宮殿はメネンデス・イ・ベラーヨ国際大学の本部や学生寮となっている。ただしこの大学は夏期だけ開講するといった国立大学である。
アクセス
マドリッド/チャマルティン駅から列車で5時間半、1日3本運行。