レウス Reus
タラゴナ県
標高 117m
人口 約11万人
概要
バルセロナの南110kmに位置する。
周辺のサロウSalouやカンブリスCambrilsなどコスタ・ドラダ(黄金海岸)のリゾート地とともに、観光地として知られる。
建築家アントニー・ガウディの出生地で、ガウディ信奉者には欠かせない訪問地となっている。
ガウディは16歳まで住んでいたので、ガウディの生家、洗礼を授けた教会、通っていた中学校などを巡るトレールも人気だ。
ガウディの生誕の家は、目立たない路地にあるので、入口の建物のプレートを見逃さないように。
ガウディが洗礼を受けたサンペドロ教会には、らせん階段があり、ガウディの発想の原点が隠されているという。
しかし、ガウディの設計になる建物はレウスにはない。
この町には、モデルニスモ建築はいくつかある。
バルセロナのカタルーニャ音楽堂、サン・パウ病院を設計したリュス・ドメネク・イ・ムンタネールの作品が異彩を放っている。
レウスは古くからワインと蒸留酒ブランデーの重要な生産地で、フランスのワイン用ブドウを壊滅させたブドウネアブラムシの発生大流行の時にはヨーロッパで非常に重要な役割を果たしていたという歴史がある。
http://www.reus.cat/
アクセス
バルセロナ・サンツ駅から R15 号線、レウスReus行き、またはサラゴサZaragoza行き
在来線でレウスReus 駅下車。約1時間30分 ほぼ1時間間隔
駅から市内まで約10分。
新幹線AVEは通っていない。
レウス空港 Aeropuerto de Reus(IATA=REU)は、LCC格安航空会社便が就航していて、主にヨーロッパ各都市からのバカンス客向けの便が運行されている。