ロレト修道院 Loreto


概要

セビリアの近郊の街エスパルティナス Espartinnasにある。 支倉常長がスペインからイタリアへ渡るも外交交渉が頓挫し、スペインに戻るも、国王から国外退去を命じられた。しかし、支倉常長はその後も交渉を続けようと、従者らと1年以上もの間滞在していた
其時に身を寄せていた場所がロレト修道院である。中庭を挟んで古い塔がある小さな建物に寝泊まりしていた。
常長一行はわずかな希望を胸に国王からの答えを待ち続けた。しかし、王室が支援してくれた資金も打ち切られ、失意の末、帰途に就いた。
その際、スペインに残った従者がコリア・デル・リオに住み着いて、その後家庭を持ち、生まれた子供が洗礼を受ける際に、苗字が必要になり、日本(ハポン)とした。現在でもスペインでは出身地を苗字にする習慣がある。

ロレトフォト















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