ラ・コルーニャ La Coruna

マドリッドから603km、ビーゴから156km
人口約25万人

概要

ガリシア地方最大の町で、海に突き出た半島の港町。漁港として魚介類が豊富に水揚げされているところでもあり、海軍基地でもある。

古代ローマ時代にトライアヌス帝時代に発展したが、10世紀にはイスラム軍に破壊されたが、再建されて13~14世紀に大いに栄えた。1588年に無敵艦隊がここからイギリスに向かったが、翌年ドレイクに攻撃され、町は大破壊を受けた。
そのためこの町には12世紀のサンティアゴ聖堂、サンタ・マリア・デル・カンポ聖堂などを除くと古い建物がない。

アクセス

空路
欧州内からはパリとリスボンのみ、
国内線はマドリッド、バルセロナから運行

鉄道
マドリッド/チャマルティン駅から特急タルゴが1日1本運行、所要8時間20分
サンティアゴ・デ・コンポステーラから所要1時間、30分ごと

空港

ラ・コルーニャ空港(LCG)
市内から8km西

見どころ

サン・アントン城 Castillo de San Anton

半島の中にある岬の先に建っている城壁に囲まれた16世紀の要塞としての城。その後何度も修復された。
内部にはローマ時代の装飾品、独立戦争のときの武器などの博物館となっている。
ここからの旧市街地区にあるラ・コルーニャ湾の眺めがいい。

サンティアゴ教会

ラ・コルーニャでいちばん古い教会、市の中心的広場アスカーラ広場に面している。
12世紀のロマネスク様式で、巡礼路を辿る人たちは必ず立ち寄る。

サンタ・マリア・デル・カンポ教会 Colegiata de Santa Maria del Campo

13~14世紀に建てられたロマネスク様式。
入口に東方の3博士の礼拝の彫刻が見どころ。

ヘラクレスの塔 Torre de Heracules

市内から離れていて、歩くと緩やかな坂道を20分ほど歩いたところにある。ローマ時代の灯台だった。
2世紀に建てられ、1790年に外部が大修復された。104mの塔の上にも上がることができる。カンタブリア海、大西洋とラ・コルーニャ市内が一望できる。

















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