ハカ Jaca
概要
フランス国境まで31km、マドリッドから481km
人口約1万5千万人
8世紀にフランク王国の辺境伯領として置かれたアラゴンは、1035年にサラゴーナのイスラム王国を征服するまで、ここハカが首都だった。
11世紀に建てられたカテドラルは11世紀に建てられたスペインで最初のロマネスク様式。
特に回廊の柱頭の彫刻や壁画は、当時のものが大切に保存されている。
周辺の村にはロマネスク様式の教会が点在しているが、そのいくつかは廃墟となってしまっているものもある。
ハカの西南28kmには、サン・フワン・デ・ベニャの修道院跡がある。9世紀に建てられたもので、キリスト教徒がイスラム教徒の眼を逃れてこんな辺境に建てたもので、アラゴンやナバラの貴族・王たちの霊廟でもあった。ハカからのツアーも組まれている。
アクセス
サラゴサから列車で3時間20分。1日3本運行