アンテケラ Antequera
概要
マラガから北へ約45km、車で約1時間。石畳の小路、窓の鉄柵、珍しい塗り瓦の屋根、数多くの教会、これらのせいで町の個性がしっかり残っている。
1410年にキリスト教徒がグラナダ王国を攻めた時、最初に陥落させたという城塞がある。
入口の大きなアーチ型の巨人門Arco de los Gigantesが有名。街の中心は城のそばのアルタ広場である。町には、30を超える教会がある。
アクセス
鉄道
アンテケラ・サンタンナAntequera St Ana駅
コルドバCordobaから高速列車AVEで30~40分
午前1本、午後1時間間隔
マラガ・マリアサンブラーノMalaga Maria Zambrano駅から高速列車AVEで25~35分
2時間~3時間間隔
見どころ
サン・セバスチャン教会 Iglesia de San Sebastian
アルタ広場の奥にある。1514年に建ったもので、ファサードは幾何学的要素で巧みに構成されている。14世紀に建てられた鐘楼はれんが造りの、バロックのムデハル様式という変わったもの。
カルメン教会
バロック様式の建物。内部の装飾が美しい。格天井、壁面の唐草模様、金色に塗られた祭壇画はそれらの色彩や入り組んだフォルムと統一を保っている。
アンテケラ周辺
エル・トルカル El Torcal
廃墟状の巨大な岩石が重なる所、巨大な岩石が連なるジュラ紀、海中だったところが隆起したという石灰岩の奇岩群。
ドルメン(洞窟)
アンテケラ周辺にはいくつかのドルメンがある。支石墓のことである。
2016年「アンテケーラのドルメン遺跡」が世界遺産(文化遺産)に登録された。
メンガ洞窟
紀元前3000年頃造営されたもの。
アンテケラ市内のミニトレインでも巡る。