ヴィエリチカ Wieliczka
概要
クラクフから南東へ約15kmにある町。地下には世界的にも大規模な岩塩採掘場が広がる。
中世ポーランド王国の収入源の3分の1が塩だったといわれる。10世紀頃から1950年代まで稼動していた塩坑は、1978年世界遺産に登録された。
見どころ
ヴィエリチカ岩塩坑 Kopalnia Soli Wieliczka(世界遺産)
地下約300m、総延長300kmといわれるアリの巣状に堀り進められた坑道跡。その一部はガイドツアーにより見学することができる。採掘された空間には、岩塩で作られたさまざまな彫像が置かれているほか、巨大な空間に作られた礼拝堂、塩の結晶で作られたシャンデリアなどに驚かされる。展示コーナーでは、町と製塩の歴史資料や実際に採掘に使われた道具などが紹介されている。