ポーランドの出入国
ビサ Visa
観光または商用(出張)の場合:EU内滞在180日の期間内で最大90日以内は不要。
90日を越える場合、留学、居住などは事前のビザ取得が必要となる。
旅券有効残存期間
EU内に到着時、有効残存期間、3カ月以上必要
(ご注意)
90日以内はビザがなくても滞在できるが、それ以上になる場合に、一度外国に出て再入国するばいいと、現地の人に教えられることがあるが、EU以外の国へ出国しなければならない。
また、EU出国の際に、旅券に出国を証明するスタンプが要る。
国によってはなかなか押印してもらえない場合もある。
ビザ取得手続き
観光・商用の90日間以外の入国には出発前に大使館・領事館でビザ取得が必要になる。
大使館のホームページで必要書類や申請時間などを確認していく必要がある。
どこの国の大使館・領事館も受付時間は平日8:00-11:00となっている。
ポーランド共和国大使館
〒153-0062 東京都目黒区三田2-13-5
TEL:03-5794-7020
入 国
出入国カード E/D card
EU各国により異なる。ポーランドは不要
不要な国と、入国のみ必要な国がある。
必要な場合は、いずれもEU内に最初に到着する都市への航空便の機内で配布される。
なお、列車やバスで入国する場合にはほとんど不要となる。
イエローカード Yellow Card
不要
入国審査 Immigration
日本からの直行便で最初にポーランド(ワルシャワ)に入る場合には、EU内シェンゲン協定加盟国入国の審査と税関検査が行われる。
日本からシェンゲン協定加盟国を経由してポーランドに行く場合は、乗り継ぎ空港でEUへの入国審査があるので、ポーランドでの入国審査は不要。
シェンゲン加盟国についてはこちら
税関検査 Custom
EU内への免税基準は以下の通りで、EU内の最終目的地で荷物が機内から出される空港で検査が行われる。
EU内で乗り継いで目的地に到着するときには、乗継地から乗り込んでくる他の乗客の荷物と一緒にターンテーブルに出てくるが、
EU内相互で旅行する乗客は同じEU内なので関税の対象にならないので、税関を通る必要はない。
荷物に付けられているタッグ(クレームタッグ)の両サイドに緑色の線が入っている荷物はEU内のものとされ、日本などEU以外の荷物は検査の対象になる。
各国とも、税関検査はほとんど行われていないような状態で、時折抜き取り検査で呼び止められる程度だが、昨今のテロ騒ぎの影響で手荷物全般に税関検査が厳しい。
現金の持込・持出が厳しくなっている
マネーロンダリング、テロリズムその他犯罪行為を厳しく取り締まりの強化のために、
現金10,000ユーロ相当(外貨,TCを含む)以上を携帯してEU域内に入ったり、EU域外に出る場合に、税関への所持額申告が義務付けられている。
免税で持込める制限品目
タバコ=
200本又は細葉巻100本又は葉巻50本又はタバコ製品250グラム(18才未満は免税範囲なし)
酒=アルコール度22%超の蒸留酒1リットル又は蒸留ワイン2リットルと他ワイン類2リットル又はその他の酒類2リットル(18才未満は免税範囲なし)
香水= 50ミリリットル又はオードトワレ0.25リットル
コーヒー=500g又はインスタントコーヒー200g(16歳未満は免税範囲なし)
禁止品
肉・肉製品、牛乳・乳製品等(特別に持ち込む場合条件有り)
出 国
EUからEU以外の国へ出国する場合には、税関検査や出国審査は何も煩わしいことはないが、セキュリティが厳しく、チェックインできる手荷物、機内への持込手荷物にはかなり厳しい基準が設けられている。ほぼ日本を出発する際の基準に準じている。
テロによる暴動が頻発しているため、セキュリティチェックの厳しさがまし、検査官にわかりにくい日本の食品(漬物など)は没収される場合がある。