グダンスク Gdansk
概要
バルト海に面した港湾都市。
ポーランドで最も美しい町のひとつに挙げられるように、中世の雰囲気を感じることができる。
琥珀の産地としても知られる。第二次大戦中、独ソの激戦地となり市街の9割は焼け落ちてしまったが、戦後には市民の手により見事に復元された。
みどころ
ドゥウーギ広場
ネプチューン像、
ドゥウーギ広場 Dlugi Targ にあるネプチューンの噴水は1633年に造られたブロンズ製で、港湾都市らしく中央には海の神が立っている。
聖母マリア教会 Kosciot Najswietszej Marii Panny
1502年の完成まで160年を費やした教会は、レンガ造りの教会で世界最大といわれる。約78mの尖塔をはじめ、星型円天井、天文時計、聖母像など見どころが多い。ステンドグラスは第二次大戦の戦渦を免れたもの。旧市庁舎 Ratusz Glownego Miasta
ドゥウーギ広場 Dlugi Targ に面して建つ。1379年に着工され、1561年には高さ約82mの尖塔が造られた。内部は、グダンスク博物館 Muzeum Histori Miasta Gdanska として公開されている。評議会室は赤の広間 Sala Czerwona と呼ばれる美しい部屋。天井や壁の絵や室内装飾は16世紀のものとなる。展望台からはバルト海までの景色を望むことができる。
モトワヴァ運河 Motlawa
旧市街の東を流れる運河。その水面にレンガ色の建物が映る風景が美しい。
ドゥウーギ広場 Dlugi Targ から運河に出ると、緑の門 Zielona Brama から続く運河沿いの道は格好の散策コースとなっている
木造クレーン・海洋博物館
木造クレーン Zuraw
モトワヴァ運河 Motlawa 東岸にある世界的にも貴重な木造のクレーン。
周辺には3つの博物館がある。クレーンの北に隣接する博物館、対岸の海洋中央博物館と船内博物館だ。船内博物館は、第二次大戦後ポーランドで最初に造られた蒸気船の内部を公開している。
グダンスク造船所・連帯記念碑
琥珀博物館
2006年6月開館
クルーズ
第2次世界大戦勃発の地・ヴェステルプラッテ
近 郊
オリーヴァ
グディニア;ソボト、グダンスクと併せて三つ子の町
ヘル半島
マルボルグ
マルボルグ城(世界遺産)
ドイツ騎士団団長が所在した首都
中世ヨーロッパ最大のレンガ造りの城塞