タンジール Tanger(タンジェ)

概要

ジブラルタル海峡に面し、スペイン・アルヘシラスからのフェリーが発着する港町。

紀元前5世紀にカルタゴの植民地として町が建設された。その後はローマ帝国、ヴァンダル人の支配を経て、7世紀にイスラム勢力の統治下に置かれた。15世紀後半にはポルトガルに征服された。1661年に英国に譲渡されたが、まもなく撤退し、アラウィー朝が統治した。

モロッコにフランスの影響力が強まると、警戒したドイツ皇帝ヴィルヘルム2世は1905年にタンジェに上陸。タンジール事件が起こった。

1912年のフェズ条約でモロッコはフランスの保護領となり、退位した最後のスルタンはタンジェに退避した。仏西条約で北部モロッコはスペインの支配下となったが、タンジェは1923年にヨーロッパの複数国が管轄する国際管理下に置かれた。1956年の国家独立を機にモロッコに編入されている。

港の西側が城壁に囲まれた旧市街。南西にある広場がグラン・ソッコ。この広場から新市街の各方面へ道路が延びている。Qkj

空港

イブン・バットゥータ国際空港 Tangier International Airport(TNG)

パリORY、ロンドンLHR、マドリッドMAD、バルセロナBCN、アムステルダムAMS、カサブランカCMNから直行便運行。

鉄道駅

Tanger Villeという新しい国鉄の駅。

見どころ

旧市街

メディナ

カスバ門

カスバ広場

ジブラルタル海峡とスペインの山並みが見渡せる

新市街

カスバ通り。カスバまでの坂道。
展望台があって、ジブラルタル海峡が見える。

近郊

ヘラクレスの洞窟
ここはギリシャ神話の中で、ヘラクレスが12の偉業をなし遂げたあとに休息したところとされている。

スパルテル岬
アフリカの北西端。ヘラクレスの洞窟に行く途中にある岬。