スロベニアの出入国
ビ ザ
観光または商用(出張)の場合:EU内滞在180日の期間内で最大90日以内は不要。
90日を越える場合、留学、居住などは事前のビザ取得が必要となる。
(ご注意)
90日以内はビザがなくても滞在できるが、それ以上になる場合に、一度外国に出て再入国するばいいと、現地の人に教えられることがあるが、EU以外の国へ出国しなければならない。
また、EU出国の際に、旅券に出国を証明するスタンプが要る。
国によってはなかなか押印してもらえない場合もある。
旅券有効残存期間
EU内に到着時、有効残存期間、3カ月以上必要
ビザ取得手続き
観光・商用の90日間以外の入国には出発前に大使館・領事館でビザ取得が必要になる。
大使館のホームページで必要書類や申請時間などを確認していく必要がある。
どこの国の大使館・領事館も受付時間は平日8:00-11:00となっている。
スロべ二ア共和国大使館
〒107-0062 東京都港区南青山7-14-12
TEL:03-5468-6275
協定加盟国間の入出国は国内移動と同様に扱われ、入出国時に税関審査がない。日本など協定加盟国以外から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受ける。
シェンゲン加盟国についてはこちら
入 国
入国カード
不要
イエローカード
不要
入国審査 Immigration
スロベニアはシェンゲン協定加盟国。したがって、EU内シェンゲン加盟国内の空港を経由して入国してくる場合には、最初にシェンゲン協定加盟国内の空港に到着したときに入国審査を受けるので、以後は国内移動と同様の扱いになる。
西欧諸国のシェンゲン協定加盟国を経由しないで直接にこの国へ入国する場合、
日本・アジアなどシェンゲン協定加盟国以外の国からの旅行者には、他の西欧諸国の入国審査と違って結構厳しい審査が行われている。
有効なパスポートのほかに、旅行の目的などを記した文書の提示が入国審査官によって求められる場合がある。
入国審査官はシェンゲンビザ地区に滞在するのに十分な費用を持っているかどうかの証拠を求めることもある。
シェンゲンビザ地区以外の国からの旅行者は、入国の際にパスポートに、公式に滞在することを証明するスタンプを押され、また、出国の際も同じようにスタンプを押される。
パスポートにシェンゲンスタンプが押されていない場合、入国審査官は、その人物がシェンゲン地区に滞在するために必要とされている条件を満たしていないものとみなされてしまう。
税関検査 Custom
日本でチェックインした荷物を通し(スルー)で目的地まで預けている場合には、荷物受取国の空港で税関検査を受ける。
EU内シェンゲン協定加盟国のいずれかの国に滞在したのちに、この国にはいる場合には入国審査も税関検査もない。
出口手前にある税関検査は緑色の標識の通路を通ることとなるが、検査官がアットランダムに抜き取り検査をするので、何人かは呼び止められ荷物の開閉を要求される。
段ボール箱や特段に大きな荷物は必ず開封の対象になる。ゴルフバッグは中のクラブを個人使用のものかチェックされる。
申告する必要があるものを持ち込む場合には赤色の検査通路へ進み、検査官に申告をする。
EU内への免税基準は以下の通りで、EU内の最終目的地で荷物が機内から出される空港で検査が行われる。
EU内で乗り継いで目的地に到着するときには、乗継地から乗り込んでくる他の乗客の荷物と一緒にターンテーブルに出てくるが、
EU内相互で旅行する乗客は同じEU内なので関税の対象にならないので、税関を通る必要はない。
荷物に付けられているタッグ(クレームタッグ)の両サイドに緑色の線が入っている荷物はEU内のものとされ、日本などEU以外の荷物は検査の対象になる。
各国とも、税関検査はほとんど行われていないような状態で、時折抜き取り検査で呼び止められる程度だが、昨今のテロ騒ぎの影響で手荷物全般に税関検査が厳しい。
現金の持込・持出が厳しくなっている
マネーロンダリング、テロリズムその他犯罪行為を厳しく取り締まりの強化のために、 現金10,000ユーロ相当(外貨,TCを含む)以上を携帯してEU域内に入ったり、EU域外に出る場合に、税関への所持額申告が義務付けられている。
免税持込制限品目
EU諸国以外から到着した旅行者の場合、
タバコ:200本又は細葉巻100本又は葉巻50本又は刻みタバコ250g
22%を超える酒1リットル又は22%以下もしくはワイン4リットル、ビール16リットルまで(これらは18歳以上に限る)(超過分は没収)
香水:50g迄
EUR10,000相当以上の外貨(T/Cなどを含む)は申告しなければならない。
現地通貨は金額の如何を問わず申告しなければならない。
E1万相当、現地通貨の持ち込みと持ち出しは申告。
一定の歴史的価値、文化的価値がある物品の持ち出しには、ナショナル・ヘリテージ・ボードによる鑑定、許可を受けなければならない。
銃器や麻薬などの持ち込みは禁止。
出 国
EUからEU以外の国へ出国する場合には、税関検査や出国審査は何も煩わしいことはないが、セキュリティが厳しく、チェックインできる手荷物、機内への持込手荷物にはかなり厳しい基準が設けられている。ほぼ日本を出発する際の基準に準じている。
テロによる暴動が頻発しているため、セキュリティチェックの厳しさがまし、検査官にわかりにくい日本の食品(漬物など)は没収される場合がある。