ライデン Leiden
概要
大学の町。ライデン大学には日本学科もある。
幕末に長崎に医師として赴任していたドイツ人シーボルトがヨーロッパにもどって日本研究に生涯をかけて臨んだ地。
アクセス
鉄道
アムステルダム中央駅からライデンまで35分。
見どころ
城塞 De Burcht
新ライン川、旧ライン川の合流地点にそびえる、高さ12mの丘の上に建つ市内最古の建造物。
現在残っているのは城壁のみで、かつては街の中心だったところ。
デ・ファルク風車博物館 Molenmuseum de Valk
火~土 10:00~17:00、日・祝日 13:00~17:00
休み:月曜、1月1日、10月3日、12月25日
ラーケンハル美術館 Stedelijk Museum de Lakenhal
レンブラントやヤン・ステーンの作品の他、銀製品、ガラス製品、タペストリーなどを所蔵している。
火~金 10:00~17:00、土日祝 12:00~17:00、(10/3は10:00~12:00)
休み:月曜、1月1日、12月25日
国立民俗学博物館 Rijksmuseum voor Volkenkunde
火~日・祝 10:00~17:00
休み:月曜、1月1日、10月3日、12月25日
プット風車 Molen van Put
ライデンのランドマーク的存在。
レンブラントの生地 Rembrandt's Birth Place
1606年ライン川沿いの家で生まれたレンブラントは、ライデン大学に入学。
プット風車から白いハネ橋を渡った路地Weddesteegに生誕を記したプレートがある。
シーボルト・コレクション Siebold Collection
シーボルト・コレクションは、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト (1796 - 1866)が19世紀に集めた2万点以上のコレクションを所蔵。
1823年、シーボルトはオランダ政府により、日本にあるオランダの交易拠点、長崎へ商館医として派遣された。
彼には、鎖国中の日本からなるべく多くの情報を集めるという目的が課せられていた。
そこでシーボルトは、日用品、芸術品、模型、未加工品、半工業製品はもとより、植物学、動物学、鉱物学、地理学といった幅広い分野にわたる膨大なものを集めた。
1830年に帰国すると、ヨーロッパにおける日本研究の専門家として長く重用された。
「シーボルト・コレクション」では、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトと彼の収集への情熱に直接触れることができる。
ライデン駅から徒歩15分程。
火~日曜 10~17時
休み:月曜、1/1、10/3、12/25
ライデン大学植物園 Hortus Botanicus Leiden
1587年に大学施設の一部として設置された。
樹木の中には樹齢350年というキングサリの老木もある。
1593年にチューリップをオランダにもたらしたC.クルシウスは、ライデン大学初の植物学教授になり彼の庭園「クルシウスタイン」が再現されている。その他、珍しい蘭の花でいっぱいの温室、バラ園、池の周りのチューリップ花壇などもある。
シーボルトが日本から持ち帰ったイチョウやカエデ、紫陽花など500種類の植物が植えられている。
シーボルト・メモリアルガーデン内にはシーボルト像が佇む日本庭園もある。
バス16番
1~3月、11~12月 月~金・日 10:00~16:00
4~10月 毎日 10:00~18:00
クルシウス庭園は土日閉園
休み:11~3月の土曜、1月1日、10月3日、12月22日~31日
聖ピータース教会 St.Pieterskerk
12世紀に創建され2世紀にわたって増改築が繰り返された後期ゴシック様式の教会。
17世紀のオランダ画家ヤン・ステーンが眠っている。
市庁舎 Stadhuis
旧市街の中心に建つ、ゴシック様式とルネッサンス様式が融合した建築物。
国立古代博物館 Rijksmuseum van Oudheden
火~金 10:00~17:00、土・日・祝 12:00~17:00
休み:月曜、1月1日、10月3日、12月25日