7989

オランダの出入国

ビサ Visa

観光または商用(出張)の場合:EU内滞在180日の期間内で最大90日以内は不要。
90日を越える場合、留学、居住などは事前のビザ取得が必要となる。

旅券有効残存期間

EU内に到着時、有効残存期間、3カ月以上必要

(ご注意)
90日以内はビザがなくても滞在できるが、それ以上になる場合に、一度外国に出て再入国するばいいと、現地の人に教えられることがあるが、EU以外の国へ出国しなければならない。
また、EU出国の際に、旅券に出国を証明するスタンプが要る。
国によってはなかなか押印してもらえない場合もある。

ビザ取得手続き

観光・商用の90日間以外の入国には出発前に大使館・領事館でビザ取得が必要になる。
大使館のホームページで必要書類や申請時間などを確認していく必要がある。
どこの国の大使館・領事館も受付時間は平日8:00-11:00となっている。

オランダ王国大使館
〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目6-3
TEL:03-5401-0411

入 国

出入国カード E/D card
EU各国により異なる。オランダは不要
不要な国と、入国のみ必要な国がある。
必要な場合は、いずれもEU内に最初に到着する都市への航空便の機内で配布される。
なお、列車やバスで入国する場合にはほとんど不要となる。

イエローカード Yellow Card 不要

入国審査 Immigration

日本からシェンゲン協定加盟国を経由してオランダに行く場合は、乗り継ぎ空港でEUへの入国審査があるので、オランダでの入国審査は不要。

シェンゲン加盟国についてはこちら

税関検査 Custom

EU内への免税基準は以下の通りで、EU内の最終目的地で荷物が機内から出される空港で検査が行われる。
EU内で乗り継いで目的地に到着するときには、乗継地から乗り込んでくる他の乗客の荷物と一緒にターンテーブルに出てくるが、
EU内相互で旅行する乗客は同じEU内なので関税の対象にならないので、税関を通る必要はない。
荷物に付けられているタッグ(クレームタッグ)の両サイドに緑色の線が入っている荷物はEU内のものとされ、日本などEU以外の荷物は検査の対象になる。
各国とも、税関検査はほとんど行われていないような状態で、時折抜き取り検査で呼び止められる程度だが、オランダ・アムステルダム空港は例外的に空港内の税関検査が厳しい。
クレームタッグに緑色の線が入っている荷物は、ほとんど開封させられ、中身のチェックをしている。日本人駐在員の多い国で、サンプル品や課税対象になりやすい物品が多いからだ。家族のために購入してきた家庭用品・食材・おもちゃ類でも細かくチェックされている。

(対策)
日本から直行便を使わず、ほかのEU内経由便で入国すると、ノーチェックになる。
ほかのEU内空港ではほとんどチェックされないので、日本からチェックインするとき、手荷物を最初の空港までのタグをつけてもらい、その空港で税関検査場を通って、改めて、乗り継ぎ便のチェックインをする。その際には手荷物の緑色のタグは外しておかなければならない。
ただし、乗り継ぎ便に十分な乗り継ぎ時間がないと間に合わない場合がある。
Eチケットになって、乗り継ぎ時間が短い場合には受け付けてもらえない場合もある。
到着便と乗継便のターミナルが離れている場合には、大きなスーツケースを伴う移動には大変苦労する。何度か利用した経験がある空港でしかできない技である。

現金の持込・持出が厳しくなっている
マネーロンダリング、テロリズムその他犯罪行為を厳しく取り締まりの強化のために、 現金10,000ユーロ相当(外貨,TCを含む)以上を携帯してEU域内に入ったり、EU域外に出る場合に、税関への所持額申告が義務付けられている。

免税で持込める制限品目

タバコ= 200本又は細葉巻100本又は葉巻50本又はタバコ製品250グラム(18才未満は免税範囲なし)
酒=アルコール度22%超の蒸留酒1リットル又は蒸留ワイン2リットルと他ワイン類2リットル又はその他の酒類2リットル(18才未満は免税範囲なし)
香水= 50ミリリットル又はオードトワレ0.25リットル
コーヒー=500g又はインスタントコーヒー200g(16歳未満は免税範囲なし)


禁止品

肉・肉製品、牛乳・乳製品等(特別に持ち込む場合条件有り)

出 国

EUからEU以外の国へ出国する場合には、税関検査や出国審査は何も煩わしいことはないが、セキュリティが厳しく、チェックインできる手荷物、機内への持込手荷物にはかなり厳しい基準が設けられている。ほぼ日本を出発する際の基準に準じている。
テロによる暴動が頻発しているため、セキュリティチェックの厳しさがまし、検査官にわかりにくい日本の食品(漬物など)は没収される場合がある。

免税で購入したものの手続き

EU内の国に滞在中に買った品物で、店で免税申請書類を作成してもらったものについては、EUの国を最後に出る空港で免税手続きをしなくてはいけない。
これを怠ると、免税の払い戻しが受けられない。
空港の出国手続き終了後、免税手続きカウンターで購入した品物と申請書類(通常封筒に入っている)を提示し、スタンプ(2枚)を押してもらって、1枚を封筒に入れて近くのポストに投函しなくてはならない。
クレジットカードで購入した場合には、そのカードの口座に戻される。
空港待合場内に払い戻し窓口があり、そこで換金も可能だ。
日本国内にも専門の取扱業者がある。
いずれにせよ、購入した店に書類が行くのではなく、すべて専門の取扱業者の手で行われる。そのため、返金額から相当程度の手数料を収受されて残りが返金される。
最低購入金額や免税になる品目・税率はEU内でも各国異なる。
苦労してここまで手荷物で持ってきて、カウンターで長い列作ってやっとの思いで手続きしてこれだけかと落胆しないように。

詳しくはこちら












Conpyright © sera9.com