マルタの出入国
ビサ Visa
観光または商用(出張)の場合:EU内滞在180日の期間内で最大90日以内は不要。
90日を越える場合、留学、居住などは事前のビザ取得が必要となる。
旅券有効残存期間
EU内に到着時、有効残存期間、3カ月以上必要
(ご注意)
90日以内はビザがなくても滞在できるが、それ以上になる場合に、一度外国に出て再入国するばいいと、現地の人に教えられることがあるが、EU以外の国へ出国しなければならない。
また、EU出国の際に、旅券に出国を証明するスタンプが要る。
国によってはなかなか押印してもらえない場合もある。
入 国
入国カード マルタへの機内や船内で入出国カードが配られる。
イエローカード Yellow Card
不要
入国審査 Immigration
審査官によっては、航空券の提出を求められる場合もございます。旅行の目的、滞在ホテル、滞在日数等の確認をされることがあります。
日本からEU諸国の都市を経由してマルタへ入国する場合には、最初にEU入国審査が行われる。マルタへ到着するときには入国審査はない。
EU以外の国から到着する場合は、最初のEU入国となるので、入国審査を受ける。
ほとんど問われることはない。
EU諸都市経由の場合には、すでにEUの入国審査を受けているので、デンマークでは入国審査はない。
シェンゲン協定加盟国
シェンゲン協定に加盟しているのは以下の26カ国。
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシア、スウェーデン、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク。
スイスとリヒテンシュタインはEU加盟国ではないが協定加盟国。
協定加盟国間の入出国は国内移動と同様に扱われ、入出国時に税関審査がない。日本など協定加盟国以外から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国、税関審査を受ける。
税関検査 Custom
日本からEU諸国の都市を経由してマルタへ入国する場合には、
入国審査は最初のEU内空港で行われるが、機内に預け入れた荷物は、そのまま最終到着地へ送られるため、マルタに到着した時に行われる。
EU内相互で旅行する乗客は同じEU内なので関税の対象にならないので、税関を通る必要はない。
荷物に付けられているタッグ(クレームタッグ)の両サイドに緑色の線が入っている荷物はEU内のものとされ、日本などEU以外の荷物は検査の対象になる。
各国とも、税関検査はほとんど行われていないような状態で、時折抜き取り検査で呼び止められる程度だが、昨今のテロ騒ぎの影響で手荷物全般に税関検査が厳しい。
現金の持込・持出が厳しくなっている
マネーロンダリング、テロリズムその他犯罪行為を厳しく取り締まりの強化のために、 現金10,000ユーロ相当(外貨,TCを含む)以上を携帯してEU域内に入ったり、EU域外に出る場合に、税関への所持額申告が義務付けられている。
免税で持込める制限品目
タバコ= 200本又は細葉巻100本又は葉巻50本又はタバコ製品250グラム(18才未満は免税範囲なし)
酒=アルコール度22%超の蒸留酒1リットル又は蒸留ワイン2リットルと他ワイン類2リットル又はその他の酒類2リットル(18才未満は免税範囲なし)
香水= 50ミリリットル又はオードトワレ0.25リットル
コーヒー=500g又はインスタントコーヒー200g(16歳未満は免税範囲なし)
禁止品
肉・肉製品、牛乳・乳製品等(特別に持ち込む場合条件有り)
出 国
EUからEU以外の国へ出国する場合には、税関検査や出国審査は何も煩わしいことはないが、セキュリティが厳しく、チェックインできる手荷物、機内への持込手荷物にはかなり厳しい基準が設けられている。ほぼ日本を出発する際の基準に準じている。
テロによる暴動が頻発しているため、セキュリティチェックの厳しさがまし、検査官にわかりにくい日本の食品(漬物など)は没収される場合がある。