アイルランドの出入国
ビ ザ
観光または商用(出張)の場合:EU内滞在180日の期間内で最大90日以内は不要。
90日を越える場合、留学、居住などは事前のビザ取得が必要となる。
北アイルランドへの入国は6ヶ月以内の滞在の場合には入国許可証(エントリークリアランス)は不要。
(ご注意)
90日以内はビザがなくても滞在できるが、それ以上になる場合に、一度外国に出て再入国するばいいと、現地の人に教えられることがあるが、EU以外の国へ出国しなければならない。
また、EU出国の際に、旅券に出国を証明するスタンプが要る。
国によってはなかなか押印してもらえない場合もある。
ビザ取得手続き
観光・商用の90日間以外の入国には出発前に大使館・領事館でビザ取得が必要になる。
大使館のホームページで必要書類や申請時間などを確認していく必要がある。
どこの国の大使館・領事館も受付時間は平日8:00-11:00となっている。
旅券有効残存期間
EU内に到着時、有効残存期間、3カ月以上必要
ビザ取得手続き
アイルランド大使館
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-10-7 アイルランドハウス
TEL:03-3263-0695
入 国
入国カード
アイルランドへ向かう機内で配られる。
英国から入国する場合、入国カードは不要。
英国へ入国時に、英国の入国カードが必要になる。
入国審査
アイルランドへの入国は、経由地によって若干異なる。
イギリスから入国する場合
ロンドンを経由してアイルランドに入国する場合は、ロンドンで入国審査を受けることになる。アイルランドでは簡単なパスポートのチェックのみで終了する。
ロンドン・ヒースロー空港では、到着ターミナルでアイルランド・ダブリン行きの乗継便のターミナルを調べてから移動する必要がある。
乗り継ぎターミナルへ入ってまずイギリスの入国審査を受ける。そして搭乗待合室に入る。同じ便で到着したほかの乗客はパリやスペインなどへ旅行する人かもしれないので、つられてついていくと、ほかのターミナルへ行ってしまうのでご注意を。
イギリスの入国審査は結構厳しいので、必ず渡航目的や滞在期間を問われる。
イギリス以外のEU域内の空港の乗継の場合
同じEU域内でも、少し異なる。
アイルランド・ダブリンへ到着してからしっかり入国審査がある。
パスポートと入国カードを係官に提示する。
税関検査 Custom
日本で預けた荷物はそのままアイルランドまで送られるので、アイルランドで税関検査を受けることになる。
出口手前にある税関検査は緑色の標識の通路を通ることとなるが、検査官がアットランダムに抜き取り検査をするので、何人かは呼び止められ荷物の開閉を要求される。
段ボール箱や特段に大きな荷物は必ず開封の対象になる。ゴルフバッグは中のクラブを個人使用のものかチェックされる。
申告する必要があるものを持ち込む場合には赤色の検査通路へ進み、検査官に申告をする。
持込制限品目
EU域外からの旅行者には、
紙巻きタバコ= 200本又は細葉巻100本又は葉巻50本又はタバコ製品250グラム(18才未満は免税範囲なし)
酒=アルコール度22%超の蒸留酒1リットル又は蒸留ワイン2リットルと他ワイン類2リットル又はその他の酒類2リットル(18才未満は免税範囲なし)
その他;430eur分(子供215eur分)
現金の持込・持出が厳しくなっている
マネーロンダリング、テロリズムその他犯罪行為を厳しく取り締まりの強化のために、 現金10,000ユーロ相当(外貨,TCを含む)以上を携帯してEU域内に入ったり、EU域外に出る場合に、税関への所持額申告が義務付けられている。
出 国
出国審査
EU域内乗継便を利用する場合でも、出国審査を受ける。