クロアチアのアクセス・国内交通事情
クロアチアへのアクセス
航空網
日本とクロアチアを結ぶ直行便はない。
ヨーロッパの主要空港で乗り継ぐ。
ゲートウエイ都市は
ザグレブZGB
ドブロフシクDVB
ザグレブへの便は比較的多いが、ドブロフニクへの国際線は限定的だ。
ツアーの場合；
スロベニアと組み合わせたバスツアーが多いので、はじめか最後がドブロフニクになる。
フライト時間は、日本からヨーロッパ主要空港まで10時間30分～12時間。そこからクロアチアまで1～3時間。
クロアチア航空 (01)4819632
http://www.croatiaairlines.hr
鉄道(国際線)
国内の主要都市とは鉄道ルートがあるが、時間がかかるため利用者は少ない。
ドブロブニクは飛び地になっているため通じていない。
隣国とは直行で結ばれている列車もある。
首都ザグレブまでは多いが、アドリア海沿岸へは少ない。
ＥＣ：”Ｍｉｍａｒａ” ミュンヘン～ザルツブルグ～リュブリャナ～ザグレブ
ＩＣ：”Ｃｒｏａｔｉａ” ウィーン-マリボル～ザグレブ（毎日2便 所要約6時間30分）
ＩＣ：”Ｋｖａｒｎｅｒ” ブダペスト-ザグレブ～リエカ（毎日3便 所要ザグレブまで5～7時間、リエカまで9時間）
リュブリャーナ(スロヴェニア)～ザグレブ （毎日7便 所要約2時間20分）
サラエヴォ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)～ザグレブ （毎日1便 所要約9時間15分）。
ベオグラード(セルビア・モンテネグロ)～ザグレブ （毎日4便 所要約7時間）
クロアチア鉄道 URL http://www.hznet.hr
国際長距離バス
近隣諸国とザグレブ、ドブロヴニク、リエカなどを結ぶ国際バスが運行されている。
夏期と冬期で運行本数が異なる。区間によっては週末は増･減便がある。
スーツケースなど大きな荷物を預ける場合には乗車前に荷物料7クローネを運転手に支払う。
近隣諸国からの主な長距離バス
リュブリャーナ(スロベニア)～ザグレブ （所要約2時間、1日2便）
トリエステ(イタリア)～ザグレブ （所要約4時間、1日1便）
ウィーン(オーストリア)～ザグレブ （所要約5時間～6時間30分、1日2便）
ベオグラード(セルビア)～ザグレブ （所要約5時間30分、1日6便）
ベオグラード(セルビア)～オシエク （所要約3時間、1日5便）
サラエヴォ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)～ザグレブ （所要約8時間～8時間、1日3便）
国際フェリー
アドリア海を挟んだ対岸のイタリアのヴェネツィア、アンコナ、バーリなどから、ドブロヴニク、スプリットなどにフェリーが定期的に運航されている。
いずれも夜行便なので、快適に旅行したい場合にはキャビンがおすすめだ。シャワー･トイレつき、朝食ももサービスされる。運賃は季節によって異なるが、120ユーロくらい。
窓側が特におすすめ。
キャビンでなければ40ユーロくらい。
リエカに本社を置くヤドロリニヤが代表的なフェリー会社だ。
船会社ヤドロリニヤJADROLINIJA
http://www.jadrolinija.hr
近隣諸国からのおもな航路
(シーズンにより運行本数が異なる)
(シーズン中はかなり混雑するので事前予約が必要になる)
アンコナ(イタリア)～（ヴィス島）～スプリット～コルチュラ-フヴァール島（週4～7便 所要スプリットまで約10時間）
アンコナ(イタリア)～ブルビン/ドウギ・オトク～ザダール（週3～7便 所要約8時間）
アンコナ～ザダル
バーリ(イタリア)～ドブロヴニク（週1～6便 所要約8時間）
ベニス～プーラ
国内の交通事情
空路
クロアチア航空の国内線が、ザグレブとザダール、プーラ、スプリット、ドブロヴニクとの間に運航している。
クロアチア航空 www.croatiaairlines.hr
鉄道
おもに貨物輸送手段として使われているため、旅客用の列車は極端に少ない。鉄道マニアでもない限りおすすめできない。
そのなかで便数が多いがザグレブ～リエカ(所要約4時間)。森の中を走り、途中からアドリア海へと抜ける景色のいい路線だ。
アドリア海沿いはスプリットまであるが、をドブロヴニクは飛び地となっているため、鉄道は通っていない。
(ザグレブ発着)
リエカ（約4時間、1日3便）
ザダール(8時間～、クニンKnin乗り換え,1日2便)
スプリット（6～8時間、1日3便）
各出発時刻はネットで確認できる。
クロアチア国鉄 URL www.hznet.hr
バス
バス路線が、国内を広く網羅し便数も多い。とりわけアドリア海沿岸の都市間は、オフシーズンでも頻繁に運行されている。
ザグレブからドブロヴニクまでバスだと11時間もかかるので、飛行機を利用したほうがいい。
長距離を走るバスは、途中の町のターミナルなどで停車する。このときにトイレに行くことができるが、出発を告げるアナウンスもなく急に発車するので、降車の際にも運転手に出発時刻を確認しておく。
夏期と冬期で運行本数が異なる。区間によっては週末は増･減便がある。
(ザグレブ発着)
リュブリヤーナ （約2時間 1日2便）
ブリトヴィツェ （約2時間30分 1日19便）
リエカ （約3時間 1日22便）
プーラ （約4～6時間 1日15便）
ボレチュ （約5時間 1日8便）
ロヴィニ （約5～6時間 1日8便）
シペニック （約6時間30分 1日17便）
ザグール （約6～8時間 1日20便）
スプリット （約6～7時間 1日27便）
(ドブロヴニク発着）
コルチュラ （約3時間 1日2便）
オレビッチ （約2時間30分 1日1便）
スプリット （約4時間30分 1日18便）
ザダール （約8時間 1日9便）
ザグレブ （約11時間 1日7便）
モスタル （約3時間 1日2便）
サラ工ヴォ （約6時間 1日1便）
(スプリット発着）
ドブロヴニク （約4時間30分 1日12便）
トロギール （約40分 30分おき）
シペニック （約1時間45分 1時間おき）
ザグール （約3時間 1日12便）
リ工力 （約8時間 1日11便）
モスタル （約3～4時間 1日4便）
サラエヴオ （約7時間 1日5便）
(プーラ発着）
ボレチュ(約1時間 12便）
ロヴィニ （約45分 18便）
リエカ （約2時間 15便）
ザグール （約7時間 3便）
スプリット （約10時間 2便）
トリエステ （約3時間 3便）
沿岸フェリー
リエカ～ザダール～スプリット～スタリ・グラッドStari Grad～コルチュラ島Korcula～ドブロヴニクの間を、夏期は毎日1便、冬期は週に2便運航している。
出航時刻も夏期と冬期では異なる。
パーリ（イタリア）～ドブロブニク～コルチュラ-（ムリェト島）～（フヴァール島）～スプリット～ザダル～リエカ-（ラブ島）
沿岸都市と島を結ぶ便
比較的大きな島や人口の多い島へは大型のフェリーが頻繁に運航されている。
(ツレス島＆ロシニ島、ラブ島、バグ島、ウグリャン島、バシマン島、ドゥギ・オトク島、イシ島、ショルタ島、ブラチ島、フヴァール島、ヴィス島、ベレシャツ半島、コルチュラ島、ラストヴォ島、ムリェト島）
車道のない小さな島々との間には双胴船（カタマラン）が就航している
船会社ヤドロリニヤJADROLINIJAの代理店で取り扱っている。
ヤドロリニヤ
タクシー事情
メーター制になっている。悪質ドライバーはいない。
帰りのことを考えてチャーターする場合には事前に交渉する必要がある。
道路事情
主要都市間には高速道路が完成している。
イスキア半島内は一般道路。ドブロフニクへは飛び地になっているため、スプリットまで高速になっているが以南は海岸沿いの一般道路。
信号がないので渋滞することはほとんどない。