シュコドラ Shkoder
概要
首都ティラナから116kmにある。
アルバニア北西部、アルバニア第4の都市で、シュコダル湖に面している古い歴史のある町。
アルバニア北部の文化や経済の中心地である。
シュコダル湖はバルカン半島では最大の湖で、アルバニアアルプス・北部山岳地方への起点ともなる街で、夏には行楽客でにぎわう。
紀元前4世紀にイリリア人の中心都市としてできた街。
街の西方にはタラボシュ山や、モンテネグロとの国境上にあるシュコドラ湖がある。
この湖は面積368km2、モンテネグロ側の北方には沼地、アルバニア側の南方には岩礁があり、45種の魚類・281種の鳥類など多数の生物が生息している。
丘の上に悲しい伝説の残るロザファ城が建つ。
みどころ
鉛のモスク
1773年建造のアルバニアでは珍しい様式の建物。
ロザファ城
ブナ川河畔にある。イリュリア人が統治していた時代に建てられた。
城からはシュコドラ湖やモンテネグロ国境、アドリア海が眺望できる。
近郊
ディリシュト要塞
シュコドラの5km東にある中世の要塞。