スース Sousse
概要
ハマメット湾の南部の面するチュニジア第3の都市。
真っ青な海に臨む白壁の建物が連なる街並みは、「サヘル(沿岸地域)の真珠」と称えられている。
紀元前9世紀頃にフェニキア人が建設した町を起源とする。以降、様々な勢力化においても重要な港町としての位置づけを保ち続けてきた。
港のすぐ近くに9世紀建造の城壁で囲まれた旧市街がある。
グランド・モスクは9世紀に創建された歴史あるモスク。
隣接するリバトは8世紀に要塞として造られたもので、旧市街で最も古い建築物となっている。
歴史的な建造物が含まれる旧市街は、1988年に世界遺産に登録されている。
旧市街の外側には近代的な街並みの新市街が広がっている。中心となるのは旧市街の北東部と接するハシェッド広場。ブルギバ通り界隈が映画館やレストランが立ち並ぶ繁華街になっている。
北部の海岸沿いはリゾートホテルが立ち並ぶツーリスティック・ゾーンとして開発されている。kj