ナブール Nabeul
概要
ハマメットの北東およそ10kmのところにある陶器の町。 手工芸が盛んで、なかでも壷や水差し、花瓶など「ナブール焼き」として知られる陶器は、この町の特産品となっている。そのため、愛知県の瀬戸市と姉妹都市関係が結ばれている。 陶器作りは古くから行われていたが、レコンキスタによってスペインのアンダルシアから逃れてきた人たちが彩色の技術を持ち込み、芸術性を進化させた。 チュニジアの家庭で日用品として幅広く利用されている。 市街のファルハット・ハシェッド通り沿いには陶器を販売する店が数多く集まっている。 南の海岸部にはホテルが立ち並び、ビーチリゾートになっている。
郊外には、カルタゴ時代に造られ、ローマ帝国によって再建された町ネアポリスの遺跡が残っている。kj