ハマメット Hammamet

概要

美しい海岸線で作家アンドレ・ジイドや画家クレーなど多くの芸術家を魅了したハマメット湾の北部、ボン岬の南側の付け根あたりに位置する町。

砂浜のビーチが広がり、海水浴客で賑わっている。

ここはチュニジアで最初の観光地と言われ、国内はもとよりヨーロッパからも旅行客が訪れる。

1920年代にルーマニアの富豪ジョージ・セバスチャンが別荘を構えたことで脚光を浴び、作家アンドレ・ジッドや画家クレーなど数々の文化人を魅了した。

観光による経済効果は莫大で、職を求めてチュニジア南部から移り住んでくる人が多い。

ハマメット湾の北端の岬のようなった部分に旧市街が位置する。13世紀に城壁が築かれ、グランド・モスクが建造された。その北側に公共ビーチがあり、週末には大勢の日帰り客が海水浴を楽しんでいる。

ビーチはさらに湾に沿って続き、郊外には大型のリゾートホテルが集まるヤスミン・ハマメットがある。名前の由来どおり、この地域はジャスミンが特産品で、おみやげとして店に並べられている。kj

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