トリポリ Tripoli

概要

リビアの北西部に位置し、地中海に面した港町。人口約150万人
リビア最大の都市で経済の中心。
行政上の首都であるが、人民総会本部は西方のシルトにある。
北西部の海岸沿いに位置し、アラブ人の流入以前はオエアと呼ばれた。
トリポリの名は、サプラタとレプティス・マグナとともにカルタゴの隆盛期に交易都市として繁栄し、「トリポリス(3つの都市)」と総称されたことに由来する。
他の2つが遺跡と化してしまったのに対し、トリポリは様々な勢力の支配を受けながらも存続してきた。
2003年に国連の経済制裁が解除されてからは、飛躍的な発展を遂げており、多くの外国企業が進出している。
街の中心は海に近い「緑の広場」。ここを起点として各方面に道路が延びている、
新市街の街並みにはイタリアの建築様式の影響も垣間見られる。
緑の広場の西側には旧市街が広がっている。大部分がオスマン・トルコ時代に建てられたもので、当時の外国領事館の建物が残っている。新しい施設の建設には以前あった建造物が材料として使われたので、街なかにはローマ時代の支柱など古い時代の名残りも見られる。
旧市街に隣接する「赤い宮殿」は7世紀建造のアラブ人の要塞。折々の征服者たちが奪取、改修を繰り返してきた。建物の一部が博物館として公開されている。kj

空港

トリポリ国際空港 Tripoli Matar Dawle International Airport(TIP)
国際線ターミナルと国内線ターミナルに分かれている。
国際線のターミナルと国内線のターミナルは離れているので乗り継ぎには時間がかかる。

空港から市内まで34Km、車で約45分

見どころ

旧市街

ジャマヒリア博物館(かっての要塞)

時計台

スーク

マルクス・アウレリウス帝の凱旋門

ゴルジモスク

イギリス領事館(図書館)

カラマンリーの館


新市街

アルジェリアモスク(カトリック教会)
9月1日通り(ショッピングストリート)
イスラム芸術学校
緑の広場