リビアへのアクセス・国内の交通機関

現在、リビアは国全体が無政府状態にあり、各地でイスラム系武装勢力の攻勢が活発化し、いつどこにいても騒動に巻き込まれてもおかしくない状態になってしまっている。
日本をはじめ各国大使館も閉鎖を余儀なくされており、首都をはじめほとんどの空港も機能していないので、観光旅行できる状態ではない。
旅行者が人質にとらわれるリスクは高い。
現地の事情が安定化し、観光客が旅行できる状態になるのは先のこととなる。

アクセス

日本からの直行便はない。
リビアのゲートウエイはトリポリTripoli(TIP)とベンガジBenghazi(BEN)。

ヨーロッパ経由

最近の国際社会への復帰がヨーロッパ各地からの便が増えている。
パリ、ロンドン、ミラノ、ローマ、チューリッヒ、フランクフルトなどと路線はあるが、いずれも同日接続はできない。
運賃上、ヨーロッパのコモンフェアの設定があるところとないところで経由地による運賃差が生じている。

中東経由

ドバイ、カタール経由で入る便があるが、出発曜日が限られる。
運賃上はヨーロッパ経由より安い。

国内の交通事情

国内航空運賃が非常に安く、陸上のバスとほぼ同じくらいで、日本の約5倍もの国土の移動には欠かせない。機材もエアバスやボーイングの中型ジェット機で先進国並み。
どの都市間へも便数が少ないので予約が難しい。

航空網

リビア航空  Libyan Airlines (LN)
リビアのフラッグ・キャリア、トリポリを本拠地とする。
2006年まではリビアン・アラブ航空と称していた。

ブラク航空 Buraq Air Transport (UZ)
2000年に設立された、リビアでは初の民間航空会社。リビア国内線・近隣国への国際線を運行している。
国内線:ベンガジ 、ムサラータ
国際線:北アフリカの近隣諸国間

バス

地中海沿岸都市間には長距離バスも運行されているが便数は少ない。
隣国のチュニジア(チュニス)とトリポリを結ぶ長距離バスは、数社が運行中。

タクシー事情

リビア市内は旅行者の場合はタクシーが、一般的だ。

道路事情

地中海沿岸の幹線の道路はよく整備されている。












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