サプラタ遺跡 Sabratah

概要

トリポリの西約80km、
紀元前1世紀から始まり現存する遺跡は1世紀~2世紀にローマ皇帝により建設されたもの。
トリポリから西へ約70km。車で約40分
地中海に面してフェニキア、ローマ、ビザンティン時代の都市遺跡が残る。
1982年に世界遺産に登録されている。
この町も古くからフェニキア人の交易所となり、内陸部から運ばれてくる物資の輸出港として、オエア(現トリポリ)、レプティス・マグナとともに「トリポリス」として繁栄した。

ローマの支配下になると、おもに2世紀から3世紀にかけて、都市計画に基づいた街づくりが行われた。街路が敷かれ、神殿や集会場など数々の施設が建てられている。

1923年から発掘が始まり1936年まで続いた。
3層構造の壮大なスケールの野外劇場は、広大な遺跡の中でもひときわ目を引く。
舞台下部には皇帝や軍人などの姿を浮き彫りにしたレリーフが見事に復元されている。
遺跡の入り口にある博物館には、遺跡から発掘された彫像や建物の壁や床のモザイクが収蔵されている。

現在も多くの部分が砂に埋もれたままになっている。

4世紀の大地震と5世紀のヴァンダル人の侵入で町は大きな打撃を受けた。533年ビザンティン帝国に入り再建されモザイクで床などが装飾されたが、後にイスラム勢力の時代になると衰退していった。Qkj

見どころ

円形劇場
3階建て。108本のコリント式の柱で舞台背景部分が支えられている。
港に建つ北アフリカ最大規模3階建ての5000人収容できる劇場
舞台下のレリーフにはセヴェルス一家とローマの融合の絵が浮き彫りである。
商業の神マーキュリー、スリーシスターズ(3美神アテナ、ジュノー、ミネルバ)が美を競う浮き彫りもある。

イシズ神殿
丘の上の8本のコリント式の柱で支えられエジプトの神イシスに捧げられた建物。

オセアヌス帝浴場

フォーラム(公共広場)、