ナイロビ Nairobi

概要

ケニアの首都
東アフリカの政治・経済・文化の中心でもある。

国際都市としてアフリカ諸国をカバーする国連の出先機関や、N.G.O.関係の本部も多く、そこで働く各国人やインド系、アラブ系、中国系の人々、様々なアフリカ諸国出身の人々など人種も多彩である。

集中する人口と高い失業率により犯罪が多く、日没後の市内は地元の人でも徒歩で移動しないほど治安の悪い町ともなっている。

ケニアへの旅行のゲートウエイとなっており、すべての国際線はここから発着している。

東アフリカのビジネスの中心として世界各国の企業のアフリカの拠点ともなっており、
日本からも多くの企業が事務所を構えている。

日本レストランや日本食材を扱う店もある。


空港

ジョモ・ケニヤッタ空港Jomo Kenyatta International Airport(NBO)
市内から18Km
ターミナルは1つで、3つのユニットに分かれる。


ユニット1

インド航空
モーリシャス航空
ガルフ航空
英国航空
エミレーツ
スイス航空
サベナ航空
エジプト航空
南アフリカ航空


ユニット2

ケニア航空・KLM
マラウイ航空・エチオピア航空


ユニット3(国内線専用)

ケニア航空
ケニアフラミンゴ
リージョナルエアー


(空港内土産値段チェック)

空港のゲートから入国審査までの間にお土産屋があるので、品質と価格をメモしておくといい。観光地のお土産屋や売り子との値引き交渉に役立つ。
サファリツアーなどの途中でうんざりするくらい売りに来る。
(両替えも忘れずに)
最低US$50程度はケニア・シリングに両替しておくといい。


(市内へ)

タクシーで 空港-市内;30-40分  空港から市内までバスが出ているが、スリにあう確率が非常に高いのでタクシーを利用した方がいい。
タクシー:US%$約25-30(要交渉)
到着ロビーに出ると早速に白タク勧誘が始まる。
無視して、ロンドンタクシーのあるところを探そう。イギリスのロンドン市内を走っている黒塗りのタクシーと同様の色と形をしている。ロビーを出てすぐの正面出口に停まっている。若干高いが、安全には代えがたい。
宿泊予定のホテルやサファリツアー会社などへまず直行すべきだ。
寄道は置き引きひったくりなどリスクが大きい。


ウィルソン国内線空港Wilson Airport:(WIL)

市内からから5Km
空港-市内;15-20分 
タクシーで約US$15-20(要交渉)
銀行両替;なし
受託手荷物;15kgまで(エアケニア)


見どころ

国立博物館 The National Museum of Kenya

ケニア最大・最古の博物館で、ケニア独立の33年前の1930年に開館
地上最大の象マーメッドの模型、アウストラロピテクス・ボイセイ原人の化石などの自然科学ホール、
工芸アートエリアには「野生のエルザ」の原作者ジョイ・アダムソン女史が描いた民族画や植物画の展示もある、
アウストラロピテクス・ボイセイ原人(アフリカが人類発祥の地といわれる原点となった)を発見したL・リーキー氏も館長を務めたことがある。 http://www.museums.or.ke/


ヘビ公園(Snake Park)

国立博物館の向かい。
コブラ、にしきへび、グリーンマンバなど50種類以上のへびが飼育されている。
他にはイグアナ、ワニ、トカゲなどの爬虫類、ゾウガメなども見られる。


鉄道博物館(Railway Museum)

ナイロビ駅の横にある博物館で、かつての東アフリカの鉄道の歴史の紹介や当時の車内が再現されている。
駅周辺はマタトゥ発着所のため治安が悪いので、タクシーなとチャーターした車で往復する方がいい。


郊外

カレン・ブリクセン博物館(Karen Blixen Museum)

映画「愛と哀しみの果て(Out of Africa)」で有名になった「アフリカの日々」の原作者アイザック・ディネーセンが1917年から1931年まで住んでいた家をそのまま保存している。
本名のカレン・ブリクセンはデンマークの女流作家。
当時の調度品や本などがそのままの形で展示されている。
建物内部は撮影禁止。
市内から車で約40分。


ボーマス・オブ・ケニアBomas of Kenya

ケニアのミニチュア版。
ナイロビの都心から10km、
ナイロビ国立公園の正面入口を約1km過ぎた所にある。
マサイ、キクユ、カンバなどケニアの11以上ある部族の伝統的な家屋、生活様式、手工芸や代表的な部族の伝統的なダンスや歌のショーなどを見学できる。
ショーの内容は曜日によってが変わる。
市内から車で約30分。旅行会社のツアーもある。
ナイロビ国立公園メインゲートの先。
建物の見学だけなら無料、ホールのショウを見る場合には入場料が必要になる。


ギャラリー・ワタツ


動物孤児院、Animal Orphanage

親からはぐれた動物の仔たちを飼育している。
ナイロビ国立公園のメインゲート横にあり、スタッフがいれば、動物の仔にふれることができる。

ジラフ・センターGiraffe Centre

絶滅の危機にさらされたロスチャイルド・キリンの繁殖センター。
キリンとイボイノシシが飼育されている。
市内から車で約40分。


ンゴングヒルズ (Ngong Hills)


ネイチャー・ウォーク Nature Walk


ダフネ・シェルドリック Daphne Sheldrick

ナイロビ国立公園のLangata Rd.沿いにあるゲートから入る動物孤児院。
1頭に対し飼育係は1人。またサイやシマウマ、イボイノシシなども保護されている。


ナイロビ・マンバ・ビレッジ Nairobi Mamba Village


パラダイス・ロスト Paradise Lost