フランス
スポーツ:
ゴルフ †
- フランスにはゴルフコ−スが450以上ある。
- ゴルフはまだ一部の富裕層にしか普及していない。
- 多くはリゾート地にあり、徐々に中産階級にも入り込んできているところだ。
- パリ周辺にも多くのコースがあるが、高度成長期に日本の資本が入っていて日本的にアレンジしているゴルフクラブもある。
- 駐在員や旅行客を期待していたが、駐在員はどんどん減少し、旅行者もあまりプレイするほどの人たちは多くないなどで主に地元に人たちやパリに住み着いている日系人が中心になっている。
- 一部にはメンバー以外にはプレイできないコースもあるが、多くは旅行者歓迎である。
- プレイフィーは安いのだが、アクセスが悪いため、旅行会社の世話になって往復の足を確保しないと不便だ。最寄駅からの専用バスなどどこにもない。
- まだ普及しつつあるところで、英国や日本とはエチケットやマナーで問題もある。
- 後ろから打ち込んできたり、いつの間にか前に入り込んでしまっていたり、と自己中心的なところがむき出しになる。
サッカー †
- ヨーロッパのほかの国同様、最も人気のあるスポーツだ。
- 1部リーグの所属するチームを持つ都市では試合が開催される日はお祭り騒ぎとなる。
- パリでも夕刻のサッカー場周辺は交通が全く麻痺状態になる。
- 競技場周辺にはダフ屋がたくさんいるので個人的に行く場合には事前に手配しなくての入場できる。
- 決勝に近づいてくると相場がグンと跳ね上がる。特にヨーロッパカップのような国際試合になると相当の高値で取引されているので、旅行業者から手配しても高価になる。
- フランスのサッカーリーグ?
テニス †
- 世界4大大会の一つである全仏オープンは唯一のクレーコートとして有名である。
- パリ・ブーローニュの一角にあるローラン・ギャロスが会場になる。毎年5月下旬から6月初めまでに行われる試合を観戦する場合には、メトロ10号線終点Boulogne Pte.de St.Cloud駅から会場までの200mくらいの道にうろつくダフ屋からチケットを入手するしかない。センターコートのチケットはとくに少ない。
- チケットはフランステニスクラブに入っているメンバーにした配布されないので、一般のチケットビューローや旅行業者から購入することができない。
(プレイ)
- リゾート地のホテルには1〜2面のコートを設けているところもあるが、パリ市内にはほとんど見当たらない。
モータースポーツ †
- F1 フランスグランプリ
最近はずっとマニクールMagny-Coursで開催されている。
Circuit de Nevers Magny-Cours
58470 Magny-Cours
フランス中部、ヌヴェールからおよそ13km南。
- ル・マン24時間耐久レース
ル・マンLe Mans の街の近郊で行われるロードレース。
毎年6月の初めから中頃に開催される
現在はルマン耐久シリーズとしてヨーロッパを中心に世界各国を転戦して行われるスポーツカー耐久レースとなっている。
(アクセス):パリ・モンパルナス駅からTGVで約1時間
ル・マンでは毎年4月にオートバイによる24時間耐久レースも開催されている。
(開催されているサーキットは異なる)。
- ダカール・ラリー
通称パリ・ダカ、は世界一過酷なモータースポーツ競技と言われている。
当初は元日またはクリスマス明けにパリをスタートし、アフリカ大陸に上陸後、サハラ砂漠を経由してセネガルのダカールをゴール地点として行われていたが、最近は出発地はパリに限らなくなっており、バルセロナ、リスボン、マルセイユなどとなっている。
ゴールもアフリカ各地に変わってきている。
したがってフランスでの観戦は難しい。
競馬 †
- 毎年4月から11月まで開催されている。
- 開催日は各競馬場のサイトを参照。
- 中でも10月第1日曜日に開催されるロンシャンの凱旋門賞はヨーロッパ最高峰のレースの一つとして有名で、イギリスやアイルランドをはじめ世界各国から参戦がある。
- フランスの主な競馬場
サイクルロードレース †
- フランス人のサイクル人口は多く、週末になると一般道路にはクラブの仲間たちとのサイクリングを楽しむ光景を多く目にする。
- そういう人気がプジョーなどのトップブランドを生む土壌となっている。
- レースも盛んにおこなわれている。もっとも有名なのがツール・ド・フランス
- 毎年7月に3週間以上かけて行われる。出発地は毎年変わり、最近は近隣諸国になることもある。
- ゴールはパリ・シャンゼリゼ大通り・凱旋門に独立記念日直前に入る。
スキー †
- 近年最も盛んになったスポーツで、イタリアとの国境のアルプスには多くのスキーリゾートがある。
- パリからも麓の町への直通のTGVも運行される。
- 近年スキー人口が増えてスキーリゾート地の開発が進んできた。その多くがフランス人のリゾートらしく巨大な宿泊施設や娯楽施設を持つもので、温水プールを中心にしたテーマパーク、ディスコ、映画館、などアフタースキーの施設も充実しているのが特徴である。
- フランスでは冬休みを1〜2月に1週間とるため家族連れで鉄道はにぎわっている。
地域により休みをずらしているため、どこのスキー場もシーズン中ずっとにぎわっている。
- 日本からのアクセスはスイス・ジュネーブが便利だ。ジュネーブ市内のバスターミナルから直通のバスが各スキーリゾートへ運航されている。
- フランスのスキーリゾート