ルーマニア

ルーマニアの酒;

ルーマニアのワイン;

ルーマニでは全国各地でワインが生産されている。
北部の丘陵地帯では白ワインが、南部や東南部、西部では赤ワインと白ワインが生産されている。
主なルーマニアワイン産地

モルダビア地方Moldavia 

ルーマニア全土の3分の1のワイン生産量を誇る.
ルーマニアの歴史を感じさせる「ビンテージ風ワイン」の産地と評されている。
(主なワイナリー)

バラキア地方 Walachia 

プイエトロアセーレからドナウ川河口のヴァンジュ・マーレやディアル・ビイラーのワイナリーまで、ワイン畑は延々10万ヘクタールにもおよぶ。
長さ60kmにわたるディアルマーレ地方は、各種ワインの見本市といえる
「ウルラティ」「バレア・カルガレアスカ」そしてト「ハニ」などが有名で、ルーマニア一番の赤ワインの産地として知られ、ルーマニア観光省はこの一帯を「ワインロード」として世界に広報している。

トランシルバニア地方Transylvania

芳香があり口当たりが軽いワインが、サクソン系の影響を多大に受けたトランシルバニア人たちがつくるワインの特徴である。
ワインのほかに果実からブランデーを作る。
主に梅、りんご、梨などを木樽につけて熟成する、「ビナルス」「パリンカ」「ホリンカ」「ラチー」などがある。

黒海沿岸ドブルージャ地方 Dobrudja 

古代ギリシャの船乗りたちによって開拓された黒海と、ドナウ・デルタに挟まれた地方は肥沃な土地に恵まれ、ディオニサスのギリシャ神話にも出てくる。
中でも有名なのが「ムルファトラー」の赤ワインである。