スロバキアのホテル事情
スロバキアのホテル事情
首都のブラチスラバは独立後も新しいホテルが建設されているが、ほかの都市では大規模なホテル建設は多くない。
いずれも客室数が少なく、同じタイプの部屋が少なく、グループで宿泊する場合など部屋の大きさやデザインがまちまちになることが多い。特にツインベッドルームは極端に少ない。大部分はダブルベッドだ。
「知られざる小さな街々を訪ねる」などというツアーがあるが、小さな街には部屋数の多いホテルはない。もちろん部屋のサイズやレベルも均一ではない。
旅行会社はあらかじめ一定の集客を期待して募集する。相当の航空便の座席を手配し、ホテルの確保を現地の手配会社にオーダーする。長年の経験でご夫妻の参加が多いので、1部屋に2人ずつとし、何人かのシングル希望を予想する。ところが集客していくうちにシングル希望が増えてしまう。部屋の数で締め切ることは最低催行人数に足りなくなってしまうため、予定に達するまで予約を受けてしまう。ホテルのキャパシティを超えてしまい、予定したホテルではなく、隣接する町に変更せざるを得なくなる。
そういうリスクを覚悟してツアーに参加すべきである。
寒さ対策を
夏季と冬季の境目にヨーロッパ旅行する場合には、ホテルでの滞在の時にも防寒具が必要になる。
暖気と寒気が押し合いしていて、天候が不安定になる。ヨーロッパの古い建物はオイルでボイラーを温め、温水を各部屋の急騰しているから、かなり寒くならないと暖房用のボイラーを焚かない。
まさか部屋までが寒いとは誰も教えてくれなかったと、風邪を引いてしまうこともある。
航空運賃の比較的安い時期で、4月と10-11月がご注意だ。
一方、どの町もの旧市街のホテルでは、まだ冷房設備の無いホテルも少なくない。
ヨーロッパの多くの国で、一部のリゾートエリアの大きな都市は別として、季節はずれのリゾート地は閑散としていて、寒風が吹いてお土産店もレストランも殆ど閉まっている。
一方、近年の温暖化でヨーロッパ中が猛暑に見舞われる日が多くなっている。
日本より、空気が乾燥しているから夜間は結構涼しいのだが、寝苦しくなることもある。
窓を開けて寝ると、深夜に温度が下がり冷えてくるから注意が必要だ。