スチェヴィツァ修道院 Manastirea Sucevita (世界遺産)
概要
世界遺産に登録されている5つの修道院の中で最大の規模であり、外壁のフレスコ画も最も良い保存状態となっている。
世界遺産に登録されたのは、5つの修道院の中で最後となる2010年だった。
要塞のような外観で、壁画は緑をベースに赤紫と青を中心に描かれ、さらには金色が多用されており、「緑と光で作られた歌」と讃えられている。最も有名な壁画は北面にある「天国の梯子」。現世で徳を積んだ者は天使に導かれ天国へ、罪を犯した者は地獄に落ちるという天国と地獄の様子が描かれている。また西面にある「最後の審判」も保存状態が良い。南面に「エッセイの樹」、東面に「聖人伝」が描かれている。
修道院の隣には博物館が付属している。