アラド Arad
概要
ルーマニア西部、ハンガリーとの国境の街。ムレシュ川に面する。重要な産業中心地であり、交通の要所であり、ルーマニア正教会の主教座が置かれている。
西欧風バロック様式の建築物と、ルーマニアの古き良き街並みが混在している不思議な景観の都市。ムレシュ川の対岸には新市街が広がり,橋で結ばれている。
中世の要塞であったが,1551年トルコ軍に征服され,1685年にオーストリア領になった。
オーストリア=ハンガリー帝国治下で商工業の中心地として発展したが,第1次世界大戦後にルーマニア領になった。
豊富な産業と商業の伝統を持つことから、アラドはルーマニアで最も繁栄する都市の一つである。多くの投資がされ、アラドは経済ブームに湧いている。
人口約190,000人
アクセス
空路
アラド空港から、国内便が発着する。
鉄道
ブカレストのGara de Nord(北駅)から特急(Rapid)またはIntercityで9時間弱
見どころ
ブラシュ宮殿
アラドの要塞
18世紀半ばに建てられたヴォーバン式要塞。かつては刑務所として使われたこともある。
文化宮殿
1913年建設。新古典主義建築、ゴシック建築、ルネサンス建築、ギリシア建築
ルーマニア正教大聖堂 St.Ioan Botezatorul
聖シメオン修道院
18世紀建設。バロック建築
聖パドヴァのアントン教会
カトリックの教会。1904年完成。ルネサンス建築
洗礼者ヨハネ聖堂
1865年に完成したカトリック教会。バロック様式
聖パドヴァのアントン教会 St. Anthony of Padua
赤教会
ルーテル教会派教会。1906年完成。ゴシック・リヴァイヴァル建築。
給水塔 Water Tower