リトアニアの現地情報
ルール・常識・習慣・マナー
運転マナーは悪く、歩行者優先という概念は全くない。そのため、交通事故が多い。
信号無視して横断歩道に飛び込んでくる車もあるので、特に夜間の歩行には注意が必要になる。
喫煙に関する規制は厳しい。
公共の建物内ばかりか、専用の場所のないカフェやレストラン、バーなどでの喫煙は禁じられている。
違反すると、旅行者でも容赦なく処罰を受ける。
酒類、タバコの購入と消費は18歳以上からとなっている。
リトアニアには日本語が通じる医療機関は無い。
物価目安
物価はヨーロッパの標準的な国に比べても安く、食事は500円程度で済む。また、ビール等の酒類も比較的安い。
ビジネスアワー
銀行
月~金曜9:00~18:00。銀行によっては土曜も午前中は営業しているところがある。
商店
月~土曜10:00~18:00、日曜は休みという店が多い。
レストラン
11:00頃~深夜という店が多い。
チップ
伝統としてのチップの習慣はないので必ずしも置く必要はないが、観光化が進むにつれチップも受け入れられるようになってきている。観光客相手にしているところはチップを期待している。
一般に、カフェなどで食事をしたときには、料金プラス€1前後になるような端数のないお金を置いていくといい。
飲料水
水道水は硬水なのでカルシウム分を多く含む。
ホテルでも水道水は飲料に適していない。
汚染されてはいないが、配管が古かったりする。
ミネラルウォーターを買うといい。
トイレ事情
町なかや駅、バスターミナルなどにある公衆トイレはほとんどが有料で、料金は1回eur0.20~0.30程度。
トイレットペーパーは便器のところにない場合があり、料金所そばにあるものを自分でちぎって持っていかなければならないことがある。
便器そばに籠がある場合、パイプが詰まる可能性があり紙は流せないということなので、使用後はその籠に捨てなければならない。
治安状況
リトアニアの治安は悪くはない。特に首都の旧市街内では警官の巡回もあり、危険を感じることはない。
ただしほかのヨーロッパ諸国同様、置き引きやスリなど金銭目当ての犯罪は増加する傾向にあるので、常に緊張感は必要だ。
首都のヴィリニュスで比較的治安がよくないとされているのは、駅とバスターミナルの周辺、駅の裏側など。
車の運転マナーは悪く、歩行者優先という概念はないので気を付けること。