国の概要
国名・国コード
国 名
ベルギー王国 Kingdom of Belgium
Koninkrijk Belgie(オランダ語)
Royaume de Belgique(フランス語)
Konigreich Belgien(ドイツ語)
国コード
ISO=BE/BEL/056
NET=.be
IOC=BEL
プロフィル
隣国のオランダ、ルクセンブルクと合わせてベネルクスと呼ばれる。
欧州連合EUの本部が首都ブリュッセルに置かれている。
1-9世紀にネーデルラント連合王国(オランダ)から独立した国で、オランダ語が公用語の北部のフランデレン地域と、フランス語と一部ドイツ語が公用語の南部のワロン地域とにほぼ二分されている。
建国以来、単一国家であったが、オランダ語系住民とフランス語系住民の対立(言語戦争)が続いたため、1993年に連邦制に移行した。
境界線は、国土のほぼ中央を東西に横切っており、言語境界線と呼ばれている。
空港内や道路の標示もフランス語、オランダ語で記されている。
日本でも観光局は別々に存在する。
永世中立国ではあっても国内では南北で結構仲が悪い。
国のシンボル
国 旗
黒・黄・赤の三色旗
モットー
「団結は力を生む」
紋 章
黒地に赤い爪、舌をだす金色の獅子
国 歌
ブラバンソンヌ(La Brabanssonne)
国 土
4カ国と国境を接する,ドイツ、オランダ、フランス、ルクセンブルグ
北海に面した北部地方は低地で、海抜100m以下の肥沃なフランドル平原が広がる。
南東部はアルデンヌ高原地帯だが、海抜700mを超えない。
最高地点は東部のドイツ国境付近のボトランジュで、海抜693m。
南部中央から北東に向かってムーズ川(マース川)が流れる
平野部は小川が多く、運河が発達している。
北海に面したオランダに近い地方は海面下の低湿地もある。
北部は豊かな土壌が広がり、野菜や果実などの農業や、養豚・養鶏などが営まれている。
南部は酸性土壌が多く気候も冷涼であるため農業より、牛の放牧による畜産業が中心となっている。
面 積
約3万平方k㎡ (四国の1、5倍)、関東地方と同じくらい
政治形態
政 体
立憲連邦君主制
独立年月日
1831年7月21日、オランダより独立元 首
アルベール2世国王Albert II(1993年8月9日即位)首 都
ブリュッセル,Bruxelles(Brussels),英語読みはブラッセル
行政区分
3つの地域政府からなる
1、ブリュッセル首都圏政府 -フランス語、オランダ語両言語併用
2、フランデレン地域政府 -オランダ語圏 5州)
オランダ語表記( )内は州都
アントワープ州 Antwerpen(アントウェルペンAntwerpen)
西フランデレン州 West-Vlaanderen(ブルッヘBrugge)
東フランデレン州 Oost-Vlaanderen(ヘントGent)
フラームス=ブラバント州 Vlaams Brabant(ルーヴェンLeuven)
リンブルフ州 Limburg(ハッセルトHasselt)
3、ワロン地域政府 - フランス語圏、一部ドイツ語圏 5州)
フランス語表記( )内は州都
エノー州 Hainaut(モンスMons)
ナミュール州 Namur(ナミュールNamur)
ブラバン・ワロン州 Brabant wallon(ワーヴルWavre)
リエージュ州 Liege(リエージュLiege)
リュクサンブール州 Luxembourg(アルロンArlon)
国民
人 口
約1058万人。
主な都市の人口は、
ブリュッセル 96万人、
アントワープ45万人、
ゲント22万人、
リエージュ18万人
民 族
フラマン人(オランダ系) 57%、 ワロン人(フランス系) 33%、ドイツ人
言 語
フランドル地域はオランダ語、
ワロン地域はフランス語。
首都ブリュッセルは2言語併用地域。
ドイツ国境付近ではドイツ語。
都市ではほとんど英語が通じる。
宗 教
キリスト教(カトリック75%)