セル Celles
概要
ヴューヴ城の近く、小さな丘にすっぽりと囲まれたセルは「ワロン地方の美しい村」のひとつ。
この地方特産の砂岩と石灰岩で建てられた淡い色の家々が、うねうねとした坂道に沿って並ぶ。
どの家も、窓辺にこぼれんばかりの花を飾っていて、この村を愛する住民の心が伝わってくる。
村の歴史は669年に遡るほど古い。
中心に聖アドラン教会建つ。
アクセス
ディナンから車で15分
近 郊
ヴェーヴ城Chateau de Veves
5つの尖塔がロマンチックな表情を見せ、緑広がる小高い丘の上に立っているところなど、そのまま童話の中に登場していてもおかしくない。
その起源を7世紀頃まで遡るこの城は、もともと城塞として建てられた。
城が五角形をしているのは、敵を狙うための工夫だったとか。
中世の時代に、現在の城主ボーフォール伯爵の祖先が所有するところとなり、以来、代々受け継がれてきた由緒ある城だ。
城内は17~18世紀の姿で改造されている。家具や食器、絵画などから、今に至る貴族の贅沢な生活が伺える。城は「ワロン地方の美しい村」のひとつセル村の近くにあるので、村の散策も楽しんでいこう。
(アクセス)
国鉄ジャンドロンーセルGendron-Cellesの北4km