ブルージュ Bruges

概要

旧市街を中心に運河がめぐらされている。

アクセス

鉄道

ブリュッセル中央駅から約1時間
アントワープからも約1時間

見どころ

マルクト Markt

市の中心となる広場(グランプラス)。ギルド・ホールとその上の鐘楼。
東側の建物は、西フランドル州庁舎。

鐘楼

マルクト広場に面するひときわ高い83mの塔。
47個の鐘が組まれたカリヨンが15分ごとに鳴らされている。
366段の階段で登る途中で、総重量27トンというカリヨン(ここでは4オクターブ47個の鐘)や、自動演奏装置が見られる。
世界遺産登録ベルギーとフランスの鐘楼群のなかに含まれている。

ブルグ広場 Burg

ゴシック様式の建物に囲まれた広場。かつてのフランドル伯の館(ブルグ)があったところ。
4つの建物(市庁舎、古文書館、裁判所、聖血礼拝堂)に囲まれている。

市庁舎 Stadhuis

1376年に着工、1420年に完成したフランドル最古の市庁舎。
2階の「ゴシックの間」は、天井がオーク材のアーチ。

古文書館 Oude Griffie

1537年完成のルネッサンス様式。
正面に正義、左にモーゼ、右にアーロンの像がある。

裁判所 Paleis van het Brugse Vrije

1727年の建造。かつての「自由都市」を示す紋章がついている。
18世紀から裁判所となっていたが、現在は市観光局が使用している。

聖血礼拝堂 H.Bloed-Basiliek

十字軍が持ち帰ったという聖血(キリストの流した血)がまつられている。
下部ば聖バシリウスをまつった12世紀ロマネスク様式の礼拝堂だが、上部の聖血礼拝堂部分は15世紀にゴシック様式に改修された。
聖血をおさめる厨子は別室に陳列されている。
「聖血の行列」はブルージュ最大の行事。

愛の湖

ブルージュとは「橋」という意味で、ローマ時代にかかっていた橋に由来する名です。運河が縦横に走り、その景観の美しさは「屋根のない美術館」と呼ばれるほど。
運河の内港だった所で、今は運河と水門で閉め切られている、ここの公演は恋人たちの憩いの場として「愛の湖公園」と呼ばれている。

ノートルダム教会 O.-L.-Vrouwekerk

13世紀から15世紀にかけて建てられ、高さ122メートルの塔が偉容を誇っている。
内部には、マリー・ド・ブルゴーニュの墓や、「十字架上のキリスト」を描いたファン・アイクの絵、ミケランジェロ作の「聖母子像」など、秀作がそろっている。

救世主大聖堂 St.-Salvatorkathedraal

1250年ごろのゴシック様式を中心にして、19世紀の新ロマネスク様式までが見られる。
見事なタペストリーやオルガンは18世紀初期のもの。

エルサレム教会 Jeruzalemkerk

エルサレムにあるキリストの墓「聖墳墓教会」の様式にならって、15世紀に建てられた当時のステンドグラスには、教会を寄付したアドルネス一家の姿が描かれている。

ベギン会院 Begijnhof

中世に始まったベギン会は、夫を戦場に取られてしまっていた妻たちを一人の指導者のもとに質素で敬虔な生活を送る婦人たちの集団で、会院(ベゲインホフ)の中で起居していた。
ブルージュのベギン会は、1245年にフランドル伯夫人によって設立されたものだが、現在の建物は17世紀以降のもの。
白い建物が緑の中庭を取り囲んで、静穏な雰囲気をただよわせている。
現在はベネディクト会女子修道院として利用されている。

私設救貧院 Godshuizen

市内に50ヵ所ほどあります。中庭と礼拝堂に面して、住居が並んでいる。
15-18世紀に、貧しい人々のために金持ちやギルドが寄付した無料の施設。
現在は福祉団体が運営している。

レースセンター Kantcenrum

15世紀にジェノバの商人、アドルネス家が建築した救貧院「エルサレムの家」だったところ。
以前はレース職人の家族が住んでいた。
午後には市民講座のレースの実演が見られる。作品や材料なども販売している。

コンセルトヘバウ Concertgebouw

「ブルージュ2002」に際し、新しくザンド広場に面して建設される巨大なコンサート・ホール。フランダースの新しいアート・センターです。
大ホールは1,200名、小ホールは300名収容できます。古典から現代音楽、ロックからオペラ、バレエから現代舞踊、大掛かりな演劇作品から小さな新作映画のプレミアショーまで幅広い作品の上演が可能。

聖ヤンスハイス風車、クールウェイ風車 Sint-Janshuismolen, Coeleweymolen

城壁の建設の後、13世紀の終わりから19世紀まで、要塞の周りにはたくさんの風車があった。
十字門には4つの風車が保管されている。
1770年に作られた聖ヤンスハイス風車は移動されることなく、昔と同じ場所に立っている。
両風車とも麦を引くために現在も使われいる。

鍛冶屋の門 Smedenpoort


ゲント門 Gentpoort


十字門 Kruispoort


ロバ門 Ezelpoort

これらは城門として13-14世紀に造られた。
城壁の辺りはたくさんの緑があり、城壁の上で散歩やサイクリングが楽しめる。

ハウデン・ボーム醸造所 Brouwerij De Gouden Boom

ビール博物館と1902年に作られた麦芽製造所を見学できる。

ド・ハルヴ・マーン(ハーフ・ムーン)家内醸造所“ストラッフェ・ヘンドリック”
Huisbrouwerij De Halve Maan Straffe Hendrik

1856年から自家製ビールストラッフェ・ヘンドリックを醸造。

















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