(旅行情報)
通 貨; †
レアルReal (BRL) R$と表示。 補助単位センタボス~
現地通貨の種類として紙幣7種類、硬貨6種類。(但し旧種類も流通している)
紙幣: R$1 R$2 R$5 R$10 R$50 R$100 R$200
硬貨: R$1 及び1,5,10,25,50センターボス
- レート;US$ 1 = 2.1レアル(2007年2月) (1レアル=約57円)レートは不安定
- 両替:
日本では現地通貨の調達は出来ない。USドルを持参する。
現地通貨への両替は空港や市内の銀行、ホテルで出来る。
主要都市には両替屋もあり、18:00まで営業している。土曜日曜は休み。
日本円は一部を除いて現地では通用しない。両替のレートも良くない。地方では両替も出来ない。
地方へ行く場合には大都市滞在中に必要と思われる分も両替しておいた方がいい。
トラベラーズチェックは地方へ行くと両替不可だったり、高い手数料を取られたりして極めて不便。ドル現金を用意しておいた方がいい。
ブラジル出国の際に、現地通貨残金の再両替は可能だが、換金証明が必要で手続きも面倒なので、現地通貨は残さないようにすべきだ。
- クレジットカード
ほとんどの都市で利用可能となっている。(JCBは現地では流通していない)
時 差; †
3つの時間帯
サマータイム(10月の第2週〜2月の第3週が基本)
- 南/中部海岸など大部分の地域(サンパウロ、リオデジャネイロ、ブラジリア、イグアスなど)
日本と-12:00 時間、GMT-03:00時間(サマーターム期間;日本と-11:00 GMT-02:00時間)
- アマゾン川流域 (マナウス、クイアバ、カンポ・グランデ、マット グロッソ、マット グロッソ・スルなど) ~
日本と-13:00 時間、GMT-04:00時間(サマーターム期間;日本と-12:00 GMT-03:00時間)
- アクレ州 (代表都市:リオ・ブランコなど)
日本と-14:00 時間、GMT-05:00時間(サマーターム期間;日本と-13:00 GMT-04:00時間)
- フェルナンド・ノローニャ諸島
日本と-11:00 時間、GMT-02:00時間(サマーターム期間;日本と-10:00 GMT-00:00時間)
電気・通信 †
- 電圧:
地域により、110V, 127V, 220V 60Hz
- リオ、サンパウロなど 110V
- マナウス、サルバドールなど 127V
- ブラジリアなど 220V~
- プラグ;
A(110V〜127V)
C/SE(220V)
- テレビ・ビデオ方式;
M-PAL方式。市販ビデオの中には、NTSC方式(日本と同じ)のものも売られている。
- 通信事情;モジュラー形式;ブラジル形式またはRJ-11
- インターネット;
- 国際通話の国番号;55
気 候; †
北部アマゾン:熱帯雨林、中部高原と海岸平野:亜熱帯、南部:温帯。
ブラジルは北へ行くほど暑く、南へ行くほど涼しい。観光のベストシーズンは北部では暑さの和らぐ冬、南部は温暖な春から秋がいい。
春:9月22日から12月21日
夏:12月22日から3月21日
秋:3月22日から6月21日
冬:6月22日から9月21日
- 北部アマゾン熱帯雨林気候 代表都市:ベレン市、マナウス市
世界最大の流域面積をもつアマゾン河流域では高温多雨となっている。
気温は34度以上になることは少ない、年間平均気温は22〜26度であり、また四季を通じて寒暖の差が小さい。
8〜9月のわずか1〜2ヶ月の雨の少ない時期を除いて、ほぼ年中多雨で高温の気候になっている。
マナウス 26.2℃(1月)26.6℃(7月)
- 亜熱帯性地域 代表都市:リオデジャネイロ市、サルバドール市
1月〜3月が年間を通じて最も暑く、雨が非常に多い。但し、絶え間ない貿易風の影響で年間を通じてはあまり温度差は感じられない。
リオデジャネイロ 26.4℃(1月)21.4℃(7月)
- 高原亜熱帯性気候 代表都市:サンパウロ市、ブラジリア市
高原地域という場所柄、雨季と乾季がはっきりしており,冬時期朝晩の寒暖の差がある。
平均気温は19度、5〜8月の冬季は高温で乾燥が激しい。リオに比べて年間3〜5度低く、冬には霜が降ったり、ひょうが降ったりもする。
- 温帯性気候 代表都市:クリチーバ市、ポルトアレグレ市
欧米の気候と似ており、霜が降りたり、冬に気温が零下になることがある。
- 服装;
ブラジルは日本と違い、北は暑く、南は涼しく、日本の夏はブラジルの冬、日本の冬はブラジルの夏になる。
冬でも南に行かない限り、防寒具は必要ないが朝晩の寒暖の差があるので寒さ対策は必要。
乾期には殆ど雨が降らないが、雨期は毎日のように必ず雨が降るので雨よけは必ず必要となる。
夏(12〜3月)はブラジルどこでもカジュアルな半そでで問題ない。
夕食など上着、ネクタイなどの必要なところはほとんどない。
出入国 †
- ビザ;
目的にかかわらずビザが必要。
出発前に取得しなければならない。
観光目的の場合は滞在許可日数は90日間。
- ビザ取得に必要なもの:
残存有効期間6ケ月以上のパスポート、
写真、往復航空券(予約確認証)、貯金残高証明書、住民票
(NETで予約した、いわゆるeチケットの場合には、必ず予約確認書をプリンターでプリントアウトする)
- 申請先:
在日ブラジル大使館領事部(変更する場合もある)
通常、申請から入手までは土・日曜・両国祝日を除いて10日以上かかる。
申請手続きがかなり複雑なので、手馴れた旅行会社に手数料払って依頼した方が良い。
- 旅券有効残存期間; 6ヶ月以上
- ブラジル連邦共和国大使館
〒107-8633 港区北青山2丁目11-12
TEL:03-3404-5211
ビザ取得手続き・申請書用紙サイト;
- ブラジル連邦政府商工観光省観光局
〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-7-12
TEL:06-6243-5011
- メルコスール観光局
中央区銀座5-15-1 南海東京ビル8F
TEL:03-5565-7591
- 入国カード:
アメリカ経由で南米に入る場合には、乗り継ぎでもアメリカの入国審査上で審査を受けなければならない。
アメリカまでのフライトで機内で配布される書類(査証免除及び到着/出発記録(I-94W))を記入してアメリカの入国審査場に入らないといけない。機内で記入を済ませておく。
アメリカからブラジルに行く場合にブラジルの入国カード及び税関申告書が配布されるので、これも機内で記入を済ませないといけない。
- 予防接種
基本的には必要ないとされているが、アマゾン奥地等行く場合は黄熱病やマラリアの予防接種は受けておいたほうが良い。
ブラジルに入国する前に黄熱病汚染地域を通過、入国した旅行者は入国の際、必ず黄熱病予防接種証明書(イエローカード)が必要となる。
- 入国審査 Immigration;
入国審査場にて出入国カード(全て記入が必要)とパスポートを提出。
パスポートに入国スタンプが押され、出入国カードの複写カード(2枚目)がパスポートを一緒に戻される。
このカードは出国時まで大事に保管しておかなければならない。紛失すると罰金が科せられる。
- 税関検査 Custom:
税関申告場にて税関申告書(必要事項は機内で記入しておく)を提出。
税関申告場では課税、非課税に関わらずボタンを押すシステムになっている。ボタンを押すと青、赤どちらかのランプが付き、青であればそのまま出口へ向かう。赤であれば別室にて荷物の検査を受けなければならない。個人でも団体旅行でも条件は同じ。
- 持込制限品目;
(免税範囲)(15才以上に限る)
- 外貨:紙幣は無制限、
- T/C;無制限
- 現地通貨:適当額(紙幣) 申告をしなければならない
- たばこ;個人が使用するものに限る
- 酒:2リットルまで
- その他:500米ドル相当、他に国内空港免税店で500米ドル迄購入可。本人使用のカメラ、ビデオカメラ、携帯ラジオ、テープレコーダー、タイプライター、双眼鏡は各1台
- 持込みは禁止;生鮮食品、肉製品、麻薬など
- 出国:
日本に帰国する際、アメリカ経由の航空会社にて移動する場合、航空会社のチェックインをする前に機内を安全に保つ目的として全員に一人一人事前インタビューがなされる。このため、チェックインまでに長い時間かかるので3時間前には空港に行かないと出発時間に間に合わなくなってしまう。
イグアスの滝ではブラジルとアルゼンチンの境になるため、アルゼンチン側に行って再度ブラジルに戻ることも出来るが、この場合も出入国手続きを行わなくてはならない。
ここでは通常とは別に簡易手続きがとられている。
アルゼンチン側の滝観光をして同日にもう一度ブラジルに入国する際、イグアスのみで流通している出入国カードを記入し、ブラジル、アルゼンチンの出入国手続きを取る。
パスポートには両国の出入国スタンプは押印されない。
- 出国税;空港税
1カテゴリー 国内線 R$19.62 国際線 R$81.00
2カテゴリー 国内線 R$15.42 国際線 R$68.00
3カテゴリー 国内線 R$11.58 国際線 R$54.00
4カテゴリー 国内線 R$8.01 国際線 R$27.00
サンパウロ、リオデジャネイロなどは1カテゴリー
- 持ち出し禁止制限品目;
- 現地通貨:持込額から滞在中の使用分を差し引いた額 (2才以上)
- 外貨;1万USドル以上申告の必要がある。