エストニア
タリン Tallinn †
- エストニアの首都。
- バルト海フィンランド湾の港町で、中世のたたずまいを今に残し町全体が「生きた博物館」と呼ばれている。
- 対岸のヘルシンキとフェリーが何往復もある。(1時間45分)
- かつてエストニア人により築かれていた砦は1219年デンマーク王により征服され、トームペアの丘に城が建てられた。このときの「デンマーク人の町 Taani Linn 」を意味するタリンが町の名前となったとされる。
- 1285年にハンザ同盟に加盟してからはロシアとの貿易中継地や商工業の拠点として繁栄。14世紀にはバルト海沿岸で最大級の都市となった。
- 見どころは城壁に囲まれた旧市街に集まっている。市街を見渡す高さ約24ｍの丘トームペア地区には、大聖堂やトームペア城、アレクサンドル・ネフスキー教会など往時の権威を感じさせる建物が残されている。展望台からは城壁と塔が続くタリンの町を一望できる。一方、ラエコヤ広場 Raekoja Plats を中心とした下町地区には、旧市庁舎や個性的な15世紀の建物が並ぶ。メインストリートとなるヴィル通り Viru にはレストランやカフェが軒を連ねにぎわいをみせる。
- 中世の美しい町並みが数多く残る旧市街全体が、歴史地区として世界遺産に登録されている。
- 新市街の中心地はワバドゥセ広場（TAq）
アクセス †
- 海路
タリン・ヘルシンキ間の航路は、国際的な旅客用航路として世界で最も本数の出ている航路のひとつ。タリンとヘルシンキの間にあるフィンランド湾を、フェリーは一日数回、片道およそ4時間。
サマーシーズン（春の終わり頃から秋の終わり頃にかけて）は高速船も就航。片道約1時間半。
タリンとストックホルムを往復するフェリーは毎日夕方に出航。約15時間かかる。
http://www.portoftallinn.com
(ヘルシンキ行きフェリーと高速船)
(ストックホルム行きフェリー)
- 旅客ターミナル
旧市街からすぐの場所にある。
港から市内まで:バス#2番もしくはタクシー（約60EEK）。
- Aターミナル：
ヴァイキングライン、エッケロライン、高速船スーパーシーキャット（ヘルシンキへの出発便）
- Bターミナル：
ヴァイキングライン、エッケロライン、 高速船スーパーシーキャット（タリンへの到着便）
- Cターミナル：
高速船ノルディックジェットライン（ヘルシンキ発着便）
- Dターミナル：
タリンクフェリー、タリンク高速船（ヘルシンキ発着便、タリンクフェリー（ストックホルム発着便）
- Linnahallターミナル：
高速船リンダライン(ヘルシンキ発着便)
市内の交通事情； †
- バス；
バス、トロリーバス、トラム、ミニバスがある。
チケットは売店で13EEK、運転手から購入すると20EEK。
公共交通機関すべてに利用できる1時間、2時間、1日、3日間有効のチケットが売店でのみの販売されている。
タリンカードの購入者は、有効時間内、全ての公共交通機関を無料で利用できる。
- タクシー；
タクシー乗り場は主要な交差点や大きなホテルの前にある。
料金はメーター制になっている。
日中（午前6時から午後11時）と深夜（午後11時から午前6時）で異なる。
タクシードライバーはメーターのプリンターを使用して領収書の発行をしなければならない決まりになっている。
タリンカード †
旅行者を対象にしたカードで、期間内の公共交通機関や観光地・博物館などの入場料が無料となるフリーパス。
有効期間が6時間、24時間、48時間、72時間とある。
なお、ほとんどのミュージアムは月曜日と火曜日および国民の休日は休館となる。
| 6時間 | 24時間 | 48時間 | 72時間 |
| 大人 | 130 EEK | 350 EEK | 400 EEK | 450 EEK |
| (8 EUR) | (22.5 EUR) | (26 EUR) | (29 EUR) |
| 小人(14歳まで) | 65 EEK | 175 EEK | 200 EEK | 225 EEK |
| (4 EUR ) | (11.25EUR ) | (13EUR) | ( 14.5 EUR) |
料金は変更されることがある。
見どころ †
近郊 †
