両替 †
どこの国へ行っても、ほとんどその国の通貨しか使えません。日本だって、市中でドルやウオンが使えないのと同じです。カードだけあればいつでもどこでも不自由しないということでもない。
どこで両替を †
入国したらまずは現地通貨に両替をしよう。空港を出て現地通貨がないと全く動けなくなる。
どこで両替してもレートは同じ国とかなり差があるところがある。しかし、大きな買い物はカード決済をするようになっている昨今、そんなに高額の両替をすることでなければ、レートが多少ちがっても早めに手近にあるところで両替しておく方がいい。
空港や鉄道駅の銀行 †
必ずしも換算レートがいいとは限らない。休日や深夜早朝などは市内では両替できないのであらかじめ必要とされる分を両替しておく。
- 市内の銀行
換算レートは標準的で良いが、営業時間がほとんど午前中だけ、しかも待たされる。
- 街の両替所
観光客の多い都市ほど両替所も多く、レートも各店異なりその差が大きい。
あたかもレートのいいような看板を立てているところは注意を要する。(パリなど)
レートボードをみて現地通貨に両替する場合、BUYINGレートが基準となる。
- ホテルのフロント
換算レートは銀行より悪いが、休日、深夜・早朝でも両替できるメリットは大きい。
わずかな金額の両替にわざわざ市内の両替所まで行くことを考えるとホテル内の方がいい。
換金証明書(レシート)の保管 †
先進諸国では必要ないが、中・東欧諸国やアジア諸国などでは出国のときに高額の現地通貨を再両替するときに換金証明書の提示を求められることがある。
レートボードの見方 †
両替所に必ず掲示してある表示板で、そこでの両替率を記されている。両替率は両替所によってまちまちで、毎日変わる。
- 日本国内で日本円からが羽化に両替するときはSELLINGのレート。
- 現地で、日本円やドルなどから現地の通貨に両替するときにはBUYINGレート
両替所によっては表示されているレートから手数料Commissionを引かれることがある。
ヨーロッパの単一通貨ユーロ †
ヨーロッパ諸国の中でも、EUに加盟して単一通貨ユーロを採用している国としていない国がある。
- ユーロを採用している国 (12カ国)
フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、ギリシャ、ポルトガル、フィンランド、オーストリア、アイルランド
- ユーロを採用していない国(ユーロ通貨が使えない)~
英国、デンマーク、スウェーデン、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー、スロベニア、キプロス、マルタ、エストニア、ラトビア、リトアニア
- EUに加盟していない国
スイス、ノルウエイ、クロアチア、ルーマニア、ブルガリア
なお。スイスでは市内の商店でユーロが流通している。店によってはつり銭もユーロでくれる場合もある。
(くちこみ)