チェコ滞在・生活情報
1月1日(ニューイヤー)
4月11日(イースター)
※4月12日(イースターマンデー)
5月1日(メーデー)
5月8日(解放記念日)
7月5日(聖キリルと聖メトデュの日)
7月6日(ヤン・フス記念日)
9月28日(チェコ国家の日)
10月28日(独立記念日)
11月17日(自由と民主主義革命の日)
12月24日〜26日(クリスマス)
※印の月日は年により移動する
<プラハの春音楽祭>
プラハで毎年5月から約3週間に渡って連日クラシックコンサートが開催される音楽祭。1946年5月11日にチェコフィル創立50周年を記念して、第1回が開催された。~1952年からは、スメタナの命日である5月12日に『我が祖国』で始まる現在のようなスケジュールになった。
メイン会場となるのは、スメタナホールとドボルザークホール。
プラハでは秋にも同様に音楽祭を催している。また、チェスキー・クルムロフでも8月に国際音楽祭があり、連日コンサートが行われる。
寒さの長い国で、新鮮な野菜が少ないため、保存の利くキャベツの酢漬けなどが多く食べられている。塩漬けの豚肉をボイルしたり、ローストポークを煮込んだものも多い。ドイツと同様、ソーセージの種類が豊富だ。「
クネドリーキ」が名物のひとつ。小麦粉を練ったものに、サイの目に刻んだパンを混ぜ込み、円筒状にしてゆでたもの。1センチほどに切って肉料理などに添えて食べるのが一般的。肉汁やソースを染み込ませて食べる。
葡萄の栽培には適していないため、ワインの生産は少ない一方、ビールの生産では世界有数。
チェコでも酒、タバコは18歳未満は購入できない。
(ビール)
キリンビールの資料によると、2002年の国別ビール生産量は、中国が23,585,300キロリットルでアメリカ(23,456,300キロリットル)をわずかに抜いて初めて第1位となった。ドイツは10,840,000キロリットルで3位、日本は6,986,400キロリットルで6位だった。
中欧・東欧の国々は、ロシアが5位(7,020,000)、ポーランドが10位~(2,600,000)、チェコが16位(1,798,700)、ウクライナが21位(1,490,000)、ルーマニアが25位(1,147,400)となっている。
10年前と比べるとロシアは実質的に倍増、ポーランドも約80%増となっている。
それでは消費量(発泡酒を含む)はどうかというと、1位がアメリカで2位が中国となったり、多少の順位の入れ替わりはあるものの、だいたい同じような順位にある。ところが、これを人口で割る、つまり「国民1人当たりの消費量」となると様相は変わってくる。
【国民1人当たりのビール年間消費量】
第1位:チェコ(158.0リットル)
第2位:アイルランド(145.5リットル)
第3位:ドイツ(121.5リットル)
第4位:オーストリア(108.6リットル)
〜
第8位:スロバキア(108.6リットル)
第11位:クロアチア(108.6リットル)
第18位:ハンガリー(73.6リットル)
第20位:ポーランド(67.7リットル)
第25位:日本(54.4リットル)
となる。チェコは10年連続世界一。ビール王国健在というところだ。
チェコの都市プルゼンはピルスナータイプのビールの発祥地だ。日本で一般的に飲まれているものもピルスナーの系統なので、日本人にも抵抗なく飲める。
しかし、他のどの国でも同じようなビールを飲めるかというと、そうでもない。ロシアなどのローカルビールでたまにとんでもないものに出くわすこともあるので覚悟のほどを(もちろん外国製ビールも置いている)。最近は極東方面で良質のビールが造られているらしい。